いつの日か偶然に出会えることがあるのなら

向井康二くん。26歳のお誕生日、おめでとう。


この一年で環境が目まぐるしく変わったと思います。康二くんも、康二くんのファンも。私の見ていない康二くんも沢山いるんだと思う。


目まぐるしい活動を見ていると、正直、もう「ライバル」なんておこがましくて言えないなぁと思うの。康二くんがライバルだと言ってくれた12月、それでもやっぱり立っている場所が全然違う。それを1番実感したのが、twenty-twentyが発表された時。そのメンバーに康二くんがいて、西畑くんがいなかった時、あぁもう横並びではないんだなって、改めて実感した。もう「こじだい」でパフォーマンスすることはない。「顔を見るのが恥ずかしい」「全然目合わへんねん」って言いながらエレショをやることはない。西畑くんが関西アイランドをこれから先何回歌ったとしても、もう2度と「康ちゃんどうしたん?」って言うことはないし、「大ちゃんも!?」って言われることはない。大好きな4人が揃って、一緒に、同じ曲をパフォーマンスすることは、きっともう二度とない。みんな同じ事務所にいるのに、叶わない。夢になった。



康二くんの宝物。康二くんに見せてあげたかった、真ん中に立つ京セラドームのステージの上の景色。康二くんの目にはどう映りましたか。



康二くんは優しいから、きっと本音を言えないことも沢山あると思う。言いたいことを我慢しちゃうこともあるんだろうな、これからも。立場が変わって求められることも変わったね。今までやってきたことが通用しなかったり、必要なかったり、そんなことも沢山あったんだろうと思うんだ。

器用だけど、不器用だから。


康二くん。私は君の好きなところを少なくとも100個は言えるよ。本音を言おうとすると照れてふざけちゃうところも、ボケようとしてから回っちゃうところも、面白いことをしようとして口が悪くなるところも、遠慮なしに発言できるところも、すぐに感情的になって泣いちゃうところも、必要以上に他人に感情移入しちゃうところも、考えすぎてしまうところも、周りを見て遠慮しちゃうところも、全部全部好き。

なにわ男子ができた頃、「康二はお世話係じゃない!」って怒る人がいた。でも私はそんなふうには思わないんだよね。関西Jr.だから、龍太くんだから言いたいことが言えたし、好きなだけボケれたし、自分の思う「面白い」を追求できたんだ思うの。私には嫌々康二くんが後輩に話を振ってるとは思わなかった。最初は責任感からだったかもしれないけど、でもそこが康二くんの居場所になってて、絶対、これは絶対自信を持って言えることなんだけど、悔しくて仕方なかったことも沢山あったかもしれないけど、でも、絶対、絶対、楽しかったと思う。これは絶対。


あと、ごめんだけど、絶対絶対るたこじには敵わないし、メインには敵わない。ごめんな、ごめんだけど絶対絶対あの時間の苦しみも悔しさも辛さも敵わないし、何より楽しかった。



大好きな健くんに挨拶に行ったら好きすぎて緊張して好きですって言ったら「え?なんて?」って言われたこと、こっしーに「鼻の穴でかい」って言われたこと、東京Jr.のリハ場にいって自然になじんでたこと、モロの真似をしてたこと、箱の中身はなんじゃろなで大げさに驚いて見せたこと、看守長をやることになって病むかと思ったけど意外と平気だったこと、納豆が嫌いなこと、大西畑との撮影で孤独で死にそうになったこと、落ち込んだらフラペチーノ持って下向いて来ること、ウォシュレットが壊れた時ママに代わりに座ってもらったこと、ハミガキアピールがすごかったこと、夏休みSPで眉毛繋げてたこと、西畑くんにびっくりさせられて大げさに驚いたのがヤラセだったこと、流星に「太った?」って言って怒られたこと。

挙げ切れないけどどんな康二くんも、絶対絶対楽しかったはずだと思うんだ。男らしさの回、大子ちゃん相手にならちゃんと真面目にやるとこも。(私は大子の彼氏は康二じゃなきゃ許さない!!)盛り上げようと無理してたなんて、そんなふうに康二くんが築いてきた長い時間をまるで嘘みたいに言いたくはない。



康二くんは天才なんじゃ!!!!努力で掴んだ天才なんじゃ!!!!なんでもできる!!それを発揮する場所が少なくなってしまったことを、今でももったいないと思うし、場所が変わったから仕方ないって、思えない部分もある。それでも向井康二を知っている人はすごくすごく増えて、「向井康二が好き」って言うと、「あ〜関西弁の人?」って言われるようになったし、友達に「SnowManテレビ出てるよ」って教えてもらうことも増えた。


冗談みたいな夢だった。「塩麹のCM がしたい」。それさえ、叶ってしまうんじゃないかってくらい、沢山の夢が叶ったね。

今度は、当たり前だった4人が、冗談みたいな、叶うことのなさそうな夢になった。

Mステごっこをしてた康二くんが、当たり前のように自分がメインでMステに出る。すごくない?そんなの、夢だと思ってた。Snow Manのおかげで、色んな夢が叶ったね。それがすごく寂しくなることが沢山あるんだけど、でも私が寂しくなる分、康二くんが進んでる証だなぁと思います。











苦しくて、あまりにも苦しくて、もう西畑くんには演技があるから、グループとしてデビューしなくたっていいや、とか、センターじゃなくなるくらいならアイドルやらなくていいや、とか、そんなふうに逃げたくなったこと、この一年で何回もあった。それでもデビューが決まった康二くんの「待ってるぞ」を思い出して、メインちゃんのパフォーマンスを見るたびに、絶対に追いつくんだ!って、何がなんでもデビューするんだって。そこまで見届けるんだって。


「待ってろよ」

「待ってるぞ」


康二くんは私に、1番に夢を叶える姿を見せてくれた人だ。好きだったJr.がデビューしたことはあるけれど、1番に大好きな人の仲間がデビューしたのは、13年ジャニオタやってて初めてだった。




奇跡みたいな瞬間に出会わせてくれた人だ。大切で、大好きな人で、やっぱり今でも変わらず、羨ましい。





私ね、バカみたいに康二くんのことを信じていて。康二くんはこんなもんじゃないし、たぶん今の何百倍も売れちゃうんだろうな。

康二くんより身長が高い人は沢山いるし、康二くんより踊りが上手い人は沢山いるし、康二くんより歌がうまい人は沢山いるし、康二くんより顔がかっこいい人は沢山いるし、康二くんより面白い人もたぶんいるし、それでも、私も、見てる人もなぜか康二くんのことを気づいたら好きになっていて、ずるい人だなぁ〜と思うの。



私はもう、康二くんのこと「桜みたい」とは、思わないかなぁ。夢を叶えたから、桜みたいな儚さはいつのまにかなくなってて。代わりに強くなったね。強がってるだけかもしれない。でも、強くなった。まちけんでママの分と自分の分のケータイ代を払っていた康二くん。まちけんはなくなったけど、きっとちゃんとケータイ代は払えてるよね。







今までも、これからも。康二くんを傷つける世界は許さないし、康二くんを世界中の敵から守りたいって思う気持ちは変わらない自信がある。みんな、変わっていくんだよ。それが寂しくなる時もあるけど、康二くんや康二くんのファンが変わっても、私は変わらないからそれでいいの。康二くんや康二くんのファンが忘れてしまうことも、私がちゃんと覚えておくから。



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康二くん、お誕生日おめでとう。

康二くんが毎日楽しく過ごせて、大切な今を踏みしめて、康二くんの夢が沢山叶いますように。





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P.S.タイトルはSMAPの「オレンジ」から拝借しました。

緑がよく似合う康二くんだったけど、今はオレンジがよく似合うね。