それぞれの道を行く君たちへ〜欲しかった物と届かなかった夢

ポエマーの鏡みたいなタイトルをつけてしまった。このブログは2018年10月から書き始めて書き直したり付け足したりしながら心の整理に使ってきました。前に進みたいけど進めない。けど進みたいから公開します。メイン担の方以外は読むのをオススメしません(笑)自担は可愛いから、メインだけを贔屓してメインだけを愛でた文章です。

私が大好きだった人たちをただひたすらに書こうと思います。忘れないように。忘れたくない気持ちを。
10年後くらいに、あの時はこうだったねって、もしジャニオタをやめていても、懐かしいなって笑えるように。

私が関西ジャニーズJr.を大好きになった頃、メインと呼ばれていたのが、室龍太くん、向井康二くん、西畑大吾くん、大西流星くんの4人でした。なにきん時代、ちょこっと関西Jr.をかじっていたので、全員知っていたし、それぞれのキャラクターもなんとなくわかってた。気付いたら夢中になってた。この年でまたジャニーズにこんなにハマるなんて思ってなかった。
最年長と最年少の年齢差は12歳。血液型はみんなバラバラ。ユニットではなかったけれど、バラバラな4人が一緒に活動するって、きっと普通ならうまくいかなかったと思います。それでもうまくいってたのは環境がそうならざるを得なかったんじゃないかなとも思います。
4人が友達なのかと聞かれると、それは違う。仲間?ライバル?私が1番しっくりくるなぁと思うのは「同志」。仲良しこよしではなかったけれど、関西Jr.を盛り上げようという気持ちだけは、4人とも同じだったんじゃないかなって思います。

4人で同じ道を進んでほしいと思いながら、それが難しいことは、最初からわかっていました。わかっていながら気づいてないフリをしたの。いつのまにか大好きになりすぎて終わりなんて考えたくなかった。
「メインがいるせいで」って言葉を沢山聞いたし見ました。上があかないから光が当たらない。たしかにそうなのかもしれない。でもそんなの知ったこっちゃない。だって私はメインが大好きだし、上に上がりたいなら自分で光を掴み取れ!って私は言いたかった。譲られないと上にいけないのかと。そう思いながらも、めちゃくちゃ悔しくてたまらなかったです。なんで。この子たちはこんなに精神削って頑張ってるのにって。

メインがメインとして生きた時間。4人がメインだった頃のギラギラした関西Jr.が好きだった。だって守り続けてきたんだよ。メインは推されていいなって言われてたけど、違う。関西Jr.をずっと守ってきた。他の人のファンは守られてることにきっと気付いてなかった。
私が見てきた時間は短いけれど、なにわ男子が結成して、より思う。世間は西畑くんに全部背負わせようとするけれど。ほんとはグループなら同じ量を背負わなきゃいけないんだよ。正直、私だって西畑くんがなにわ男子にいることがもったいないと思うこともある。康ちゃんの隣にいた西畑くんの方が好きだと思うこともある。けどそれって結局エゴでしょ?誰だって自担は可愛い。同じユニット内で貶しあったり、同じ関西Jr.が好きなのに貶しあったり、めちゃくちゃめんどくさい。私だって本当に全員好きかと聞かれたらそうじゃない。言いたいことは沢山あるよ。だけど4人が必死で守り続けてきた愛する関西Jr.の誰かをみんなが見えるところで晒しあげみたいに悪く言おうとは思わない。4人が守ってきた関西Jr.を全員好きでいたいと思う。そのために私は好きになれるよう努力する。時には「全員好きだ」って、嘘もつく。沢山ガマンしました。沢山ひどい言葉も見たけど、言い返せるけど、全部全部飲み込んだ。だってメインが愛した大好きな関西Jr.だから。守ってきたものだから。
私は4人が守ってきた関西Jr.を守りたい。みんなが自分のために頑張ってきた時間、メイン4人は関西Jr.のためだけに頑張ってきました。自分のことは二の次で、関西Jr.のために頑張ってきた。だからもういいよ、これからは自分のためだけに頑張ってほしいって思います。でも、関西Jr.のためだからこそ、あんなに頑張ってこれたのかなとも思います。
1番先頭で色んなものから関西Jr.を守ってくれてありがとう。強くあろうとしてくれてありがとう。超かっこよかったよ。

強がりな4人が、儚くて、消えちゃいそうで、脆くて。今となっては夢を、幻を見ていたみたいです。
「あの子たちに何が足りなかったんだろう」私はそれをメイン4人に思います。どうして4人じゃダメだったんだろう。4人でデビューできなかったんだろうって。無理だろうってわかっていたのに、それでも思います。だって私は4人が大好きだったんだ。大好きな4人なのにその括りの名前すらない。
笑顔でサヨナラなんてできないよ。10月のあの日から、私はこの気持ちをうまく消化できずにいる。


おおにっちゃんの成長を見守りながら時に涙を流す西畑くん。重いよ。一方通行の愛に見えるけど、なんだかんだりゅっちぇにとって西畑くんは「本当に本当に大切な方」な大西畑。なにわ男子になる前の方が大西畑の最強コンビ感があった気がする。きっとあの頃はレアだったからだね。2人がどんどん別の道に進むんじゃないかってずっと不安だった。大人組と学生組で分かれて、それぞれを引っ張ってたのが大西畑だった。もう一緒のグループになることはないと思ってた。2人が今一緒にいることだけでも奇跡なんだきっと。

私は「るたこじ」と呼ぶのが苦手だった。というか呼んだことないと思う。なんとなく恥ずかしかった。正直、2人が別々に歩いていく未来が想像できないし、まだ受け入れられていない。意外と年齢差があるのに、2人でキャッキャして笑ってた。信頼し合ってるのが伝わった。龍太くんはどんな気持ちで康二くんを送り出したんだろう。いつだって2人はかっこよかった。敵わなかった。まいジャニのゲストにいつも褒められてた。なんでJr.なんだろうって、ほんとに思ってたよ。どこに出しても恥ずかしくないっておかずクラブに言わせた2人、やっぱすごい。「2人は関ジュのお世話係じゃない!」って怒られるかもしれないけど、私は2人が関ジュのために生きたこと、忘れない。誰も2人に敵わない。

冒頭書いたように12歳差の4人の最年長と最年少。そんな2人はシンメになることが多かったし、一緒のパートを歌うことも多かった。久しぶりに2人と正門の「キングオブ男」を見た。大好きだなぁって思った。歴も年齢も全然違う2人が、対等に向き合える。それがメインの象徴だったように感じます。りゅっちぇは先輩に媚びるタイプではないけど、時折、龍太くんに甘える姿を見ると、心がギュッとなった。強くいなきゃいけなかったりゅっちぇを守ってくれた龍太くん。早く大人になりすぎてしまったりゅっちぇを包んでくれてた龍太くん。Wりゅうは永遠。

龍太くんの前ではゴリゴリの後輩感を出す西畑くん。スタ誕メイキングで、丈くんが龍太くんに一発ギャグを振り、ノリノリで一緒に龍太くんにやらせようとしてたのに、流れ弾で自分がやることになって、龍太くんにすがりつく西畑くん。丈くんはきっと西畑くんに遠慮して振らなかったのに、躊躇なく西畑くんに振る龍太くんを見て「ああ〜メイン〜」って思った。遠慮がない。龍太くんのクソつまんない一発ギャグに大爆笑する西畑くん。今年の少年たちの局動画のムローンズワールドで1人大爆笑する西畑くん。

こじりゅちぇ。なにきんの最年長と最年少。この2人は不思議だった。みんながこぞって「流星可愛い」っていう中、最初こそ康二くんもそうだったけど、だんだんと対等になっていった気がする。りゅっちぇが唯一呼び捨てにする先輩(私調べ)。ここ最近りゅっちぇは康二くんに絶賛反抗期で、たまに本気でウザがってた時もあったと思います(笑)康二くんの方がシュンとしちゃうの。私は、りゅっちぇは康二くんのSnow Man加入にあんまりなんにも思ってないのかなぁって思ってたんだけど。日刊なにわ男子で、「永久保存版!!」ってこじだいりゅちぇの写真をまさかりゅっちぇが載せるとは思わなくて、あぁそうだよな、見くびってたなって思った。そうだね、なにきんができてからじゃない。りゅっちぇがジャニーズに入ってからずっと、康二くんはりゅっちぇのそばにいたんだもんね。隣にいるのが当たり前だったんだもんね。

「康ちゃんが羨ましかった」っていう西畑くん。お互いがライバルだと言い合い、共に支え合ってきた。康二くんがいなければ、西畑くんは立ってさえいられなかったと思う。馴れ合うわけじゃない。向き合うことは少なかったけど同じ方向を見ていた。いつも。西畑くんが外で戦って、康二くんが中を守ってるイメージだった。お互いにないものを持ってて、お互いに嫉妬してて。ちょっと気を使い合うの。そんなこじだいが大好きだった。康二くんのギャグの1番のファンはきっとずっと西畑くんだと思う。2人が背中合わせで立ってると最強!って感じだった。なんでもできそうな気がした。強かった。いつも反対の色を身に纏ってた。「康ちゃんはいつでもどこでも万能調味料です」これ以上のエールはない。

大好きなメイン。不器用に誰よりも頑張っていた4人。思い出にしなきゃいけないメイン。きっと一番好きであろうメインの時代。
4人が先頭に立つ関西Jr.じゃなければ、私は好きになっていなかったかもしれません。
何が寂しいって、この人たちきっと4人でプライベートで会うことなんてなかっただろうから、仕事で離れてしまったらもう4人でいる姿は二度と見れないことですよね。そしてもしかすると過去を触れることがNGになってしまうのかもしれない。
儚くて消えちゃいそうで終わってしまうのがわかっていた4人だったからこそ、好きだったのかもしれないなぁ。
逆に!!これを機にお互いの大切さに気づいてご飯行ってくれてもいいよ!オタクに教えてね!オタクに話題提供するためだけに行ってくれてもいいよ!(必死)

忘れたくないなぁ。慣れたくないなぁ。ずっとずっと懐古してつらくなりたい。だってそれがメインが存在した証だから。
めんどくさいオタクでごめん。君たちが大好きなんだ。

デビューなんて大きな夢を望んでしまったからいけなかったのかな。メインには何が足りなかったんだ。わからない。全部持ってた。あとはCDデビューだけだった。寂しい。悔しい。「ありがとう」なんて言いたくない。終わりにしたくない。だって大好きで。大好きすぎて苦しいんだよ。新しい一歩なのに。きっと希望なのに。4人で一緒にいないことが悲しくて仕方ない。
本人たちが大して4人という括りにこだわりがないのもわかってる。というか括りとしてあんまり認識してないんだと思う。あくまで個人戦の時代だったから。一人一人が戦ってただけだから。でも私は大好きだったんだ。素直に背中を押してあげられなくてごめんね。前を向けなくてごめん。
誰かが言っていたとおり、メイン4人の縛りがなくなったら、いろんな人にスポットが当たるようになった。きっとその誰かは「ほらやっぱり」ってあざ笑う。めちゃくちゃ悔しい。「掴み取ったんだ」ってドヤ顔で言う。悔しい。悔しいけれど、3年間、トップを誰にも譲らなかった4人は、やっぱりめちゃくちゃかっこいいと思う。
きっと他の人から見たら足りないところが沢山あったんだと思う。でも私は4人が好きだったから、最強だと思った。なんにも怖いものはないって。このままデビューしても何も困らないって思ってた。無敵だと思った。誰だって自担は可愛い。だから私は4人のこと、めちゃくちゃ褒め称えたい。守りたい。ありがとうを1番言いたい。

中合わせのこじだいが大好きで、だってなんでもできる気がした。自然とシンメになったり一緒に歌うパートが多かった12歳差を感じさせないWりゅうに可能性を感じた。4人で並ぶメインが大好きで、4人それぞれキャラも違って、武器もあって、最強の4人だった。そんな4人を終わらせることがまだ私にはできません。なにわ男子ができて、いーじゃんって言われる。推されてるじゃんって言われる。でも人間ないものねだりだから。欲しかったのはこれじゃないって思ってしまうんだ。ごめんね。
私はオタクなので自由にオタクをやりたい。だからきっとこれからもメインが大好きだと思うし、度々懐古して泣き出します(笑)そのうち思い出にできればいいなって思うけど、もしできなかったらそれはそれでいいんだ。だってオタクは自由だから!もしかしたらなにわ男子のこと、メインよりも好きになるかもしれないし、Snow Manの方がメインより好きになるかもしれない!その時はその時です。周りが前に進み始めると、進めない自分が嫌になったりするけど、私はまだここにいたい。


メイン4人に伝えたいことを考えた。
思いついたのはありがちな「ありがとう」と「お疲れ様」。
関西Jr.のためだけに走り続けた4人。この春、それぞれの道を歩みます。やっと関西Jr.という大きな括りから逃れて、それぞれのユニットや個人のためだけに頑張ることができるようになるね。
関ジャニのおかげで沢山のチャンスが巡ってきた。けれど関ジャニが見つけてくれたのは、君たち4人が先頭に立つ関西Jr.だよ。君たちが頑張った結果です。4人がやってきたことが正解だった証です。
恐らく、4人がメインの最後の松竹座の「少年たち」。タイトルは「明日を駆ける少年たち」だった。わき目もふらず関西Jr.のためだけに駆け抜けてきた4人が、自分のために駆け抜ける明日。島の長、看守長、赤チームリーダー、青チームリーダー。一生忘れないよ。
2年連続の年始の大阪城ホール公演。7年ぶりの梅田芸術劇場でのコンサート。これは紛れもなく君たちが掴み取ったものです。
ボロボロになりながら支え合って立ち止まってられねぇ!って必死になってきた。駆け抜けてきた。きっと前しか向けなかった。他の方向見てる余裕なかった。覚悟も、責任も、4人に敵う人は他にいない。タダで真ん中にはいられない。先頭にはいられない。
1番に悔しかったしつらかったし苦しかった4人。関西Jr.としての荷物を4人だけで背負っていたような気がします。けれどこれからは、関西Jr.一人一人が自分の分は自分で持つ。それでいい。そのくらい君たちが育てて支えた関西Jr.は、一人一人が大きくなった。
だから背負いすぎた荷物を降ろして、どこまでも進んで欲しい。その先の道が、いつか、交わったらいいなと思っています。
好きな理由を考えてもよくわからなかった。なぜ4人が好きだったのか。好きになったのか。キッカケはあったにしろ、理由はわからない。けど「わからないけど好き」って最強だと思うんだ。

長くなりましたが、まとまらなくてすみません。無駄が多いですね。強がって「ありがとう」を伝えるけど、まだ私は前を向けないからメソメソさせてね。ごめんね。ユニット名、欲しかったなぁ。4人でデビューしてほしかった。CDデビューしてほしかったんだ、私は。「デビューしたい」という夢を、4人の時代に叶えてあげられなくてごめんね。関西ジャニーズJr.からデビューさせてあげたかった。叶えてあげられなくてごめんね。力が足りなくてごめん。叶わなかった夢、全部オタクのせいにしていいよ。君たちは1番頑張ってくれたのに輝いてくれたのに、応えきれなくてごめんね。それなのにまるで悲劇のヒロインのようにずっと泣いててごめん。きっと叶わない夢を、私はもう少しだけ見ていたいんだ。だから私のことなんて置いていって、君たちは新しい夢のために進んでほしい。


沢山、闘ってくれてありがとう。
沢山、守ってくれてありがとう。
沢山、支えてくれてありがとう。
沢山、関西Jr.を持ち上げてくれてありがとう。
ありがとう。
そして、お疲れ様。
これから4人の歩んでいく道が、光り輝く道でありますように。

宝物からそっと手を離して。精一杯のありがとうを。


2019年2月8日
Dear.
室龍太くん

From.
RIDE ON TIMEを観る前の私より