前を向くと泣いてるのがバレそうだから今はまだ下を向かせてくれ

最後の激重ブログにしたい。長いです。



2月8日深夜から4回にわたって放送された、「RIDE ON TIME」。


観る前に抱いていた気持ちと今の気持ち、きっと何も変わってない。寂しくて、さよならが言えなくて、苦しい。

けれど最後の最後までメイン4人はメインでいてくれたことを知って、少し、救われた気がした。



ROT最終回、観るのが怖かった。これを観たら終わってしまう。いや、終わらせなきゃいけないと思った。言葉にされてしまうと終わらなきゃいけない。わかってはいても、受け止めなきゃいけない。だから観たいけど観たくなかった。


始まって30秒くらいで泣いた。そこからずっと泣いてたと思う。龍太くんが「泣かないって決めたんで」って言った時、泣きながら「泣いたじゃん」って1人でツッコんだ。一人暮らしなのに声が出た(笑)



龍太くんと康二くんの挨拶を聞いて泣く21歳の西畑くんと、その背中を支えながらでも自分だって泣いてる17歳のりゅっちぇを見て、あぁ、これがメインだと、改めて思った。


龍太くんと康二くんが最後だとわかった時の、西畑くんとりゅっちぇの気持ちは、きっと2人にしかわからない。わかるはずない。だって4人で、4人だけで乗り越えてきたことが多すぎる。

あのシーンを見た時に、私はメインがメインとして生きてきたことが嘘じゃなかったって、信じることができた。



最後の花束、康二くんに花束を渡す西畑くんと、龍太くんに花束を渡すりゅっちぇ。

あの瞬間みんながメインを見てた。本当に1番長い時間一緒にJr.だったのは、西畑くんやりゅっちぇじゃない。それでも、みんなが2人に花束を託した。それが4人がやってきたことの全てな気がした。誰がなんと言おうと、4人はいっちばん頑張ってた。



いつどうなるかわからないジャニーズJr.という存在。その中で不安を抱えながら、自分を顧みず関西ジャニーズJr.の真ん中で頑張ってきた4人。実力がどうだとか、スキルがどうだとか、そんなのどうだっていい。あの時間真ん中にいたのは4人だけだ。まぎれもない、変わることのない事実です。だから誰にも負けないよ。


大事な大事な門出。




前を向く4人が眩しくて、今だけじゃない。私にはずっと眩しかった。



そんな4人が拓こうとしてる未来、私はどのくらい見れるんだろう。

言葉にできない気持ちです。というか、この感情を表す言葉を私は知らない。



でもね、頑張れって言ってあげたいし、背中を押してあげたい。その気持ちに嘘はない。




室龍太くん

向井康二くん

関西ジャニーズJr.卒業、おめでとう。



長い間、関西ジャニーズJr.のために生きてくれてありがとう。

お疲れ様。

そして、これからもよろしくね。







「みんなのことが大好きです。」

みんなのことが大好きな龍太くんが、みんな、大好きだ。


「関西ジュニアの刺激になれるように」

泣きながら常に成長する康二くんに、みんな、勇気をもらった。



これからも大好きだよ。




大好きな龍太くんの未来と、大好きな康二くんの未来と、大好きな関西ジャニーズJr.の未来に幸あれ。




3月2日

RIDE ON TIMEを観た後の私より。







関西ジャニーズJr. SPRING SPECIAL SHOW 2019


3月5日

初日に行ってきました。

以下、ネタバレが含まれますのでご自衛ください。






私にとって、初めての春松竹でした。

初めての春松竹は新生関西ジャニーズJr.の門出でした。


コントから始まった本公演ですが、私が書きたいのはSHOW TIME。レポではなくただの感想です。あしからず。



1.Happy Happy Lucky You

ほぼ全員でハピラキ。ここでもう私は涙が溢れた。新生関西Jr.をここで初めてちゃんと目にした。


2.ダイヤモンドスマイル(なにわ男子)

ハピラキの涙を引きずる。初めての生ダイヤモンドスマイル。1秒先はもっともっと輝く。


3.Super Rockets(Lilかんさい)

リトカン版スパロケを見て、関西Jr.をこれから背負っていく子達だなぁと改めて感じた。


4.タイトル不明(Aぇ!group)

ウォッウォッオーイエーイエー!みたいな曲(雑)。登場からずるい。みんながキャー!って言ってる間、私は気づかなくて必死に探してたら上から出てきてんだもん。ずるいわ。かっこよくて泣いた。金髪の正門と赤髪の末澤くんの親和性よな。松竹座、上から出てこれるんだと知った。ほんとずるかったこの人たち。


5.Memorial(道枝・長尾・嶋﨑・當間・岡崎)

みちながシンメおかえり!!みちながシンメいいなぁって思った。しかも歌うのがメモリアル!!


6.ペットショップラブモーション(西畑・流星・西村・風雅)

ペトラ〜!!!ペトラ!!!!ペトラ!!!ペトラの音が鳴った瞬間、全世界に感謝して泣いた。そしてペトラが鳴った時のオタクの悲鳴はめっちゃおもしろかった。THEジャニーズって感じ。後からSHOW TIMEを西畑くんがプロデュースしたと聞いて、きっと西畑くんはペトラがやりたかったんだと確信を抱いた。人生で1番沸いた。JUMP担はわかると思いますが、西畑くんは骨を振り回したりはしてませんでした。


7.夜な夜なヨーNIGHT(藤原・小島・佐野)

途中のビバビバで死ぬほど笑った。ずっと泣いてたけど涙引っ込んだ。選曲とメンツが天才。


8.愛・革命(正門・福本・今江・朝田・古謝)

圧倒的正門〜!!!!すげぇ〜正門大出世やん〜って感じだった。いやこの公演通して全体的に正門がめちゃくちゃ出てた。私はクリパ、あけおめをすっ飛ばしての春だったので、梅芸と比べたらすごい出てた。ユニットすげぇ〜!正門すげぇ〜!


9.恋を知らない君へ(大橋・末澤・高橋・草間)

メンツが最高。歌えるメンツで固められたのかなって感じでした。カッコいい。基本末澤くん見るとかっこいいしか言葉浮かばない人になってしまう…そして選曲が天才…大好き…恭平が2009年組に囲まれてめちゃくちゃ頑張ってた…全然負けてなかったよ。


10.game of love(ユニットメンバー18人)

神山くんからもらった新曲。ガチガチに踊る曲。まじで踊ってた。踊ってたっていう感想しか出てこない。でも歌割りが泣けた。儚いな。


11、ロマンティック

丈くんが煽り頑張ってた。丈くん頑張ってた。


12、ハチャメチャ音頭

あ〜きてしまった〜って感じ。ここから私の涙腺は死にます。康二くんのパートは丈くんに。Wりゅうのパートはりゅっちぇのソロに。りゅっちぇが龍太くん背負う姿に泣いた。そんなん誰も文句言えねぇよ。ハチャメチャ音頭、めっちゃ楽しい曲なのに、私にとってエモエモな曲になってしまった。たぶん当分は聞くたびに泣くと思う。聞こえてた声が聞こえなくなるってめちゃくちゃ寂しい。手を叩くとき思い出したのは康二くんだった。


☆大西畑挨拶

これから関西を背負ってく2人。2人が出てきた時点で私の涙は止まらないことを悟った。

大西「本日は関西ジャニーズJr.、SPRING SPECIAL SHOW 2019にご来場いただき、ありがとうございました。この公演は新体制の関西Jr.になって、初めての公演です。なので、僕たち関西Jr.一同、すごく熱い思いを持っています。向井康二くんが東京に、室龍太くんが俳優の道に、いきまして、すごく関西Jr.としてもおっきな穴ができました。でも埋めるっていうのもなんですけど、その、カバーしつつもっともっと1人でも多くの人に関西Jr.を知っていただけるように僕たち、この1ヶ月頑張っていきたいと思いますし、ほんとに僕たちだけじゃなくてお客さん、ファンの皆さんも一緒に、関西Jr.を育てていってほしいなと思います。1ヶ月間、よろしくお願いします!」

西畑「大丈夫です。泣くところじゃない。前向くところですよ。以下略」

りゅっちぇの挨拶、涙をすするファンの子たちが私を泣かせました。

泣くところじゃないって西畑くんは言うけど、ごめんな、泣くところだわ。泣いてしまうわ。

西畑「聞いてください。最後の曲です。“Dream Catcher”。」


13.Dream Catcher

最後にドリキャを選ぶあたりが西畑大吾らしいと思った。「聞いてください、最後の曲です。Dream Catcher」って言った西畑くんの声を聞いてオタクは悲鳴をあげてた(笑)わかるで…ドリキャかよ…歌割りは元々の西畑くんパートを大西畑、康二くんパートを丈橋って感じで、そもそも変わってた。1番はなにわ男子、2番はリトカン、その後のサビはAぇ!group。西畑くんにとって再スタートの曲なんだろうな。たぶん、西畑くんの気持ちはあの焼け野原と言われていたらしい頃と同じなんだろう。そのくらい西畑くんにとっては大きなことなんだ。でもほら、今、誰ももう「焼け野原」なんて言ってないよ。それがメインが作ってきた関西Jr.だ。


 

アンコール


14.Happy

映画「少年たち」の松竹座特別予告からのHappy。まずもう予告がずるいじゃん???公演出てないのに、関西Jr.としてまだ終わらないじゃん!?(言葉がおかしい)あと何回、5人の「Happy」が聞けるのかな。もしかしたらもう聞けないのかもしれない。


15.関西アイランド

Twitterで「関西アイランド聴いたら泣く」と予告していましたが、正直、めちゃくちゃしんどかったです。全てここで出し切った。大好きで、大事な曲。「康ちゃん」「大ちゃん」の掛け合いも。大西畑からのるたこじパートも。全部全部もうなかった。わかってたけど、もうなかった。ワー!!も。康二くんじゃなかった。けど、代わりに歌ってくれた子たちも沢山背負って歌ってるんだろうなって思った。ワー!!って言った後の大橋くんの笑った顔が切なかった。まさにしに「公開イチャイチャしま〜す!」って言われたら受け入れるしかない。だから寂しいけど、歌ってくれてありがとうって言いたい。違う歌としてでいいからちゃんと私も受け止めなきゃいけないって、このタイミングで逃げずに歌ってくれたから、私はそう思えました。






当たり前にあったものがもうそこになかった。わかっていたつもりだった。でも実際目にすると前を向くどころか、振り返ってしまった。龍太くんと、康二くんの影を、私はずっと探してしまった。あの時、あの瞬間、一瞬一瞬が奇跡みたいで、それでもきっと今だって、時間が経てば戻れない大事な一瞬なのに。前を向くことができなかった。私の流した涙は、希望の涙じゃない。



正直、観ながら、私の頭の中に、今終わりにしたら、綺麗な思い出のまま、今なら閉じ込められる。今なら綺麗な思い出のまま、永遠にできる。そういう思いがありました。


好きになった時から、キラキラしてたんです。眩しかった。みんな。かっこよかったし、輝いていた。

けど、だからこそ、今、関西Jr.をまっすぐ見るのがつらかった。「泣くところじゃない」と言う西畑くんが羨ましくて、憎かった。だって泣いてしまうんだもん。大好きだったんだもん。前なんて、まだ向けないんだもん。何も考えてないフリをするのは簡単だけど。オタクに前を向くことを強要しないでくれ。反抗するよ!!私は!!泣くのくらい許せ!!前を向けるように努力してる証だ!!許せ!!(笑)


そして意外と、ソロパートよりも、みんなで歌ってる時に聞こえてた龍太くんや、康二くんの声が聞こえなかったことがかなり寂しかった。そんなの普段意識してなかったのに。寂しかった。


好きだから大事な瞬間を見逃したくないって思ってきたんじゃないか。


みんな一人一人の覚悟が強くなっていたように感じた。強くなっていた。そしてユニットに入ってるか入ってないかの壁も感じた。

それでも、一人一人が逃げずに闘ってくれたんだと感じました。向かい合って補い合って、一生懸命にやった結果が、私には響いた。響いたからこの子たちをまっすぐ応援してあげられないことが、嬉しい楽しいより、悲しいが大きくなってしまう自分が悔しかった。

だってコントも面白かったんだよ。めちゃくちゃ笑った。そんなの悔しいじゃん。



どこに行くのが正解なのか、どこにいるのが正解なのか、わからなくなった。これからの関西Jr.を見ていたいと思うし、もうこれ以上見たくないとも思う。でも「好き」って気持ちがある以上、終わらせられないんだと思います。



もう今までの関ジュじゃない。だから私は勝手に第2章を始めます。

この春松竹は、一歩踏み出した関西Jr.と、踏み出せない私の、始まりです。


別にオタクなんて自由だし、いつでも辞められる。わざわざ苦しい思いしてやる必要もなければ、無理して好きでいる必要も、また、無理して好きになる必要もない。そして私1人がオタクを辞めたとしても本人にそれが伝わるわけでもなければ、なにも変わらない。

だからこそ、大好きだと思える今が大好きだと伝えられる今が、めちゃくちゃ大事で。叶うかもわからない大きな夢だけど、1ファンである私にはなんにもできないけど。でも叶えてほしいって、心から思ってます。その道がバラバラになってしまったことが寂しいだけで。

でもね、「前を向くところだ」って言った西畑くんが、たぶんウルウルしてたから、彼はほんとに言霊を信じていて、前を向いてるんじゃなくて、前を向くしかないって必死になってるんだと思った。西畑くんの言う「前を向く」は精一杯の強がりだから。

オタクって前向かなくてもいいんだよ!羨ましいだろ!ずっとメソメソしてても別にいいんだよ!羨ましいだろ!


みんなそれぞれ想いは違う。

だから俺は俺の道を行く(CV室龍太)。


だって西畑くん、責任重大じゃないですか。今までの関西Jr.とこれからの関西Jr.。どっちも背負ってくのは西畑くんとりゅっちぇの2人だけで。2人が背負わなきゃいけないものの大きさに私はこの公演を通して気づいたし、そのために強がらなきゃいけないんだもん。

ほんとは誰よりも2人がいないことが不安だと思うし、2人がいない関西Jr.の弱さを痛感している2人のはずなのに、すごくすごく強かった。特にりゅっちぇは、本当に壊れちゃいそうなくらい強かった。


夏の松竹座、私は大西畑が終わることが怖かったし、2人がバラバラの未来を歩むことになることを覚悟してた。けど、残されたのは2人で、同じユニットになって、ずっと手を取り合って生きている。5歳差の2人が背負っていく関西Jr.。1番近くで龍太くんと康二くんを見てきた2人が、これから作って行く関西Jr.が、とても楽しみになりました。



龍太くんと康二くんがいないことがさみしいけど、4人それぞれの未来を見ていきたい。

西畑くんは無理して前を向こうとするけど、オタクには時間があるので私はまずは受け止めたい。受け止めて、第2章をはじめます。











ここから独り言。見てしまった人も見なかったフリをしてほしい。


私はただただあの時間が大好きだ。


本当は龍太くん行かないでって、康二くん行かないでって、叫びたいよ。でもそれがエゴだってこともわかってる。

新しい仕事が決まるたび「それでも2人は関西Jr.じゃないんだ」って、なんで今なんだって思う。おめでとうって思った次に、関西Jr.の室龍太であってくれよと、関西Jr.の向井康二であってくれよと、願ってしまう。


なにわ男子なんか嫌いだ!って本当は言いたい。メインでのパフォーマンスを見た後になにわ男子を見ると苦しくなる。関西アイランドも、ハチャメチャ音頭も、Dream Catcherも、全部メインのためだけに存在すればいいのに。あの日、2018年10月4日、私はなにわ男子を受け入れられなかった。メインにだけスポットライトが当たってくれればそれでよかった。今だって本音はそうだ。もちろん他にも好きな子はいる。でも選べって言われたら私はメインを選ぶ。


私が関ジュを好きになった頃、よく「ブリュレ」を観てた。「Bring It On」を観てた。「BIG GAME」を観てた。「NOT FINALE」を観てた。「Happy」を観てた。めちゃくちゃ、かっこよかった。思い出になんてできない。



わかってる。メインがなくなったことで、前に出れる人が増えたことも。今までより多くの人に光が当たってることも。メインが大好きなのは私のワガママだ。わかってる。関西Jr.全体のことを考えたら、これでよかったんだと思う。わかってる。

でも、この4人でいてほしいというワガママは、メイン担である私の最後のワガママです。そして叶うことのないワガママです。だから許してほしい。最後だから、みんな、メインがいて良かったって、メインのおかげでここまでこれたって言ってほしい。その光を照らしてくれてるのは龍太くんや康二くんだって言ってほしい。だって最後だから。どうもがいたって、願ったって、この先の未来、4人の道が交わることがないことくらい、とっくにわかってる。


大好きな4人が前を向くから、前を向くしかないんだ。だって活動する場所が変わろうと、大好きなんだから。嫌いになることなんてできないんだから。

コンビニで表紙にいる康二くんを見たら私は手を伸ばしてしまうし、「康二くんが表紙にいる…!」って感動してウルウルする。

1人で舞台に立つ龍太くんを見たら私はその才能を感じてしまって、龍太くんは1人でなんにだってなれるなって思う。

なにわ男子が全国放送の歌番組に出たら録画を何度も繰り返し観て、このままデビューまで突っ走れ〜!って可能性を信じることができる。


本当は関西ジャニーズJr.の向井康二を好きになったし、本当はアイドルしてる室龍太を好きになった。でも違う場所にいく2人を嫌いになれるかと聞かれたら、なれない。

本当はなにわ男子の西畑大吾が好きなわけじゃないし、なにわ男子の大西流星が好きなわけじゃない。それでも今一番可能性があるなにわ男子というユニットに全てを賭ける2人を、絶対にデビューさせたいって思う。


人間って脆いもので、きっとこんなに今はメインが大好きでも、慣れるんだと思う。慣れて好きでいられるか、興味が薄れるか、どっちに転ぶかはわからないけど、きっといつか慣れる。それだけは今までのジャニオタ人生で学んできた。



私は1度、好きだったグループのメンバーの不祥事での無期限活動休止、退所を経験しています。

今でも報道が出たあの時、あの日のことは覚えているし、自分が若かったっていうのもあるけど、体調を崩すくらい、ショックだったことを覚えてる。私は復帰を待っている間は可能性を信じていたし、復帰すると信じていたからグループを好きでいれた。歌番組に出るたびに人数を数えて、やっぱり1人足りなくて、毎回泣いていた。けれど退所したと本人の口から聞いた時、Yahoo!ニュースになった時、私の信じていた可能性が絶たれました。そこからグループに対しての興味は薄れました。涙を流すこともなくなった。

彼はいなかったことにされました。最初からいなかったかのように。それが私は耐えられなかった。ネタにされたくはないけど、「もう帰ってきません」って言ってくれたらどんなに良かったか。確実にそこにいたのに。もしかしたら「帰ってきません」って言わないことで、可能性を残してくれてるのかもしれません。その子がいたことを永遠にしてくれようとしてるのかもしれません。それでも、私はずっと苦しかったよ。


周りはすぐに慣れたし、そもそもが不祥事だったので、自業自得だと言われました。当時まだ16歳だった子に、心ない言葉を投げかける大人がたくさんいた。

けど私は受け入れられなかった。「帰ってきてほしい」そう口に出すことも、彼が好きだと言うことも、タブーとされていきました。コンサート会場でうちわを持っていただけで「頑張ってる子たちに失礼だ」とTwitterで悪口を書かれる世界でした。好きな人を好きなだけで、それを口に出すことは許されなかった。ブログに「帰ってきてほしい」と書いた時、「いつまで言ってんだ」「グループに迷惑かけたんだから帰ってくるな」そう匿名のコメントがきた。多くの人に従わないオタクは抹消されなきゃいけなかった、あの頃。だって好きな人が何したって、好きだったんだ。それを「諦めろ」なんて、無理だ。今でも、あれがもし人気メンバーなら、みんな待っていてくれたのかな、そんなことを思ってしまいます。


グループへの興味は薄れても、今でも、あの日の痛みは忘れられない。きっとジャニオタじゃなくなっても、私は忘れないと思う。その時に「好きなアイドルに明日が、次があるとは限らない」ということを胸に刻みました。好きなアイドルに「好きだ」と伝えられる時間の大切さに気づきました。


デビューをしていてもなかったことにされる。ふいにいなくなってしまう。

それをわかっていたから、もっと、いついなくなるかわからないJr.担なんてできないって思ってた。好きになりたくないって思ってた。

でも好きになってしまった。ハマってしまった。だから私はそれを声を大にして言いたい。自担だけを好きだって言えるオタクになりたかったけど、私はそうじゃないから。だから好きな子には好きって言いたい。


今は泣きながらかもしれないけど、私が大好きになった関西ジャニーズJr.のこれからを、大好きなうちは見ていたい。


時間が解決してくれるとは思いません。時間が解決してくれないこともある。

だけどいつか慣れるから。未来を信じることができたら。4人の道を私はずっと見ていこうと思う。逃げずに闘ってくれた関西Jr.から目を離さず、つらいなって思いながらでも見ていきたい。



なんでメインがそんなに好きなんだろう。なくなってから気付いたんだろう。

でもしょうがないよね。人生、失ってから気付くことがほとんどだ。

そして過去は綺麗に見える。

いいんだよ、好きなんだから。好きって言っていいんだ。好きじゃない人ももちろんいると思う。それでも私は好きだからいいんだ。



大事な時間をありがとう。前に進んでくれてありがとう。強がってくれてありがとう。これからも私の中で1番キラキラし続ける。最後まで4人でいてくれてありがとう。

またいつか。



君たち4人が大好きだ!!!!!!!