西畑くんが幸せな夢を見れますように

西畑大吾くん。23歳のお誕生日、おめでとう。



22歳の1年、「ニャンニャン」と始まった1年、君は本当によく頑張ったと思う。今日は君の誕生日だから、アホみたいに労って褒め称えるブログにします。




3月、康二くんと龍太くん不在の春松竹、君はSHOW TIMEの構成を担っていました。

運良く私は初日に行けることになり、前情報が何もない状態で松竹座に向かった。関西Jr.の現場に前情報がない状態で行くのは初めてのことでした。初めてだったからか、あのポスターを見たからか、いないことはわかってたけど、龍太くんと康二くんがいない関西ジャニーズJr.の公演を見るのがものすごく怖かった。きっと笑えない。コントを観てもSHOW TIMEを観ても。わかってたけど、君を好きだから行きたかった。2人がいなくてグダグダになるかもしれない。そんな怖さと、2人がいなくても成り立ってしまったらどうしようっていう怖さと。



前半のコント、君はお父さん役で出演していましたね。私は春松竹自体が初めてで、約1時間のコントをどんな気持ちで見ればいいのかもわかりませんでした。すごくくだらないコントだった。だけど、君の演じるお父さんは、ドジで間抜けで子供たちからウザがられてたけど、優しいお父さんだっていうことが伝わってきた。なんかちょっと西畑くんみたいだなって思ったの。伝わらない、伝わりづらいけど、みんなを想ってる。そんな素敵なお父さんだった。

あ〜あ〜完璧じゃん。この子たちはやってけるって思った。



後半のSHOW TIME。君が作ったSHOW TIMEは、『Happy Happy Lucky You』で始まり、『Dream Catcher』で幕を閉じました。後に「自分でセットリストを考えるならハピラキで始まってドリキャで終わりたいと思ってた」と話した西畑くん。君の作るセットリストは何一つ漏れがなく、隙がなかった。

シャッフルメドレーのペトラのイントロが流れた瞬間のファンの声を聞いて、絶対「しめしめ…思った通りだ…」って思ったでしょ。組み合わせも、曲のチョイスも。君が考えたからかもしれないけど、天才的だと思ったよ。

アンコールで少年たちの映像を流した後に、『Happy』と、締めに『関西アイランド』をやるのは、本当に意地悪くて、西畑くんっぽいな〜と思いました。「俺たちだけでやってく」っていう決意の選曲だったんだろうなと思う。文句を言わせない、そんな圧すら感じる、強いセトリだった。

ドリキャ前の挨拶で、すすり泣くオタクたちに向かって「泣くところじゃない」って言った西畑くんの目も、ちょっとうるんでいて、そうやって言い聞かせてずっとやってきたんだなって思ったら、余計に涙が出ちゃったよね。君たちは泣いちゃいけないけど、ファンっていつでも泣いていいんだぞ。いいだろ。ファンの特権です。



だけど私は君の言った「泣くところじゃない」が頭からずっと、ずっと離れなかった。



『なにわ男子を関西Jr.を広めるのが自分の役割』そう話していた西畑くん。だけど少しずつその荷物を下ろそうとしてるのかなと、最近は感じています。

最近はみっちーのことを「エース」だと言ったり、「なにわ男子を広めていってくれる存在」と言っているね。すごく、良いことだと思います。背負いすぎていたから。君と君のライバルは特にね。

「全員がセンターになれるグループ」を目指すと最初から言っていたね。はじめの2曲は西畑くんがセンターだけど、3曲目からはそうじゃなくなった。




でも、私もそうなるまで気付かなかったんだけどさ。ごめん、私は西畑くんが永遠にエースがいい。1番がいい。真ん中にいてほしい。そう思っちゃった。


今、君のライバルは誰ですか。


ライバルが隣にいない。近くにきっと君はライバルを作らない。君の生涯のライバルは少し遠くに行ってしまった。そうなったとき、君はきっとそのライバルが担っていたポジションを守ろうとした。だから自分が真ん中にいるんじゃなくて、端っこから見守ることにしたんだと思う。


たぶん真ん中に立つには守ってくれる人がいなきゃ立てなくて、だけど今西畑くんは守られる側ではなく守る側にならなきゃいけなくて、だから必然的に真ん中じゃいられないんだろうな、とも思います。守る側にまわらないといけない、そういう環境にいる。もう西畑くんを無条件に守ってくれる人はいない。大西畑がるたこじ挨拶で肩を抱き合っていたあの光景がまさにそれだった。2人は誰からも守ってもらえない。2人で支え合うしかない。守り合うしかない。




だけどな、西畑大吾、聞いてくれ。


メンカラを決めるときに「西畑は赤固定で」と言われた時点でそれが運命だったと思う。君は赤だ。みっちーじゃない。君が赤で、と言われたんだよ。赤が好きじゃないと言ったね。私も別に赤は好きじゃなかったけど、今は大好きな色になった。大好きな人のメンバーカラーだから。1月9日が大好きになった。


ワガママなオタクでごめん。でも、私は西畑くんに、真ん中に立ち続けてほしい。ごめん。真ん中がいい。スーパーエースは西畑がいい。ごめん。

同じグループのメンバーは仲間だけど、ほんとは1番のライバルじゃなきゃいけない。これは私がアイドルを見てきただけの狭い知識かもしれないけど、メンバー同士仲良しこよしのグループはどうしても伸びるのが遅くなる。若ければそれでもいいと思う。けれどなにわ男子はそれじゃダメだ。「○○に負けたくない」を1番メンバーに思ってほしい。そう思えるグループになってほしいと思ってる。



一時は「俳優の道もある」と、CDデビューを諦めかけていた西畑くんが、なにわ男子としてまた夢を見れている。本当はきっと西畑くんは1人でもやっていけたはずだ。1人でも仕事には困らなかったはずだ。だけどそんな西畑くんにユニットができた。すごく楽しそうに笑うようになった。私はそれが嬉しい。その事実に何度も何度も救われてきた。

今が1番のアオハルだと言う西畑くん。西畑くんがなにわ男子を愛すことで、私は沢山沢山救われています。



そして大切なおおにっちゃんと同じグループになれたこと。

もうバラバラになる覚悟をしていた。りゅっちぇとは一緒には進めないと。だけど、奇跡みたいなことが起こって、同じグループになった。これが奇跡じゃなかったとしたら、運命だと思う。何度も脳内でりゅっちぇに「デビューおめでとう」って言う練習をしてた。


「おおにっちゃん」と呼ばなくなってから早1年。なかなか慣れなかった「流星」呼びにもだいぶ慣れた。「ずっと流星って呼びたかった」そう言ったけど、聞いてる方からしたらちょっと寂しかった。


関西Jr.、みんな大好きだけど、やっぱり大西畑は私にとって特別で。西畑くんが負けることがあるなら、相手はりゅっちぇじゃないと嫌で、真ん中じゃなくなる日が来るなら、その時の真ん中はりゅっちぇがいい。


大西畑にしかわからないことがたっくさんある。きっと。大西畑しか経験してないことがきっとたくさんある。それはどうやったって伝えられないと思う。ずっと1列目でいる気力と責任を、何年も抱えてきた。光を浴びた分、傷ついた。苦しんだ。押しつぶされそうになった。浴びた光の代償はあまりにも大きかった。



ずっと寂しくてしかたなくて、康二くんと、康二くんのファンが新しい仲間と進んで、「Snow Manになって良かった」と康二くんが言うたびにものすごく寂しくて。でもきっと西畑くんが「なにわ男子が大好き」って言うたびに、康二くんのファンは寂しい思いをしてくれてる人もいるって知れたから、寂しさを抱えて、前を向こうって思えるようになった。

みんな言っているけど、最近の西畑くんは本当に楽しそうで。だからこそ万が一、億が一、今がなくなってしまうのが怖くなってしまったりもするけど。でも信頼できるメンバーと、楽しそうに笑う西畑くんが、やっぱり1番好きだなぁと思ったの。

忘れる必要も消す必要もなくて、寂しいまま、私は進もうと思うよ。




「教場」の樫村くんを見ていて、私は馬鹿みたいに夢を見た。

きっと西畑くんは今、アイドルでいることに、「なにわ男子」でいることに、命を賭けてる。そのくらい、本気だと思う。

だけど俳優・西畑大吾の可能性と才能を、もっと沢山の人に知って欲しくなった。すごいって、自慢して回りたい。





西畑くんが苦しむのも、無理をするのも、嫌だ。嫌だけど、西畑くんが燃える仕事をしてほしいと思ってる。


私は西畑くんが、メンバーをライバルだと思えるようになった時に、やっと「全員がセンターになれるグループ」になるんじゃないかなって思ってます。だって近くにライバルがいるってきっと最強になれるよ。早く、康二くん以外のライバルを見つけてほしい。たぶん今そこに1番近いのってりゅっちぇだと思うんだけど、西畑くんは絶対りゅっちぇをライバルだ!なんて言えないでしょ。可愛くて仕方ないもん。私も、りゅっちぇが苦しんでいたことを知ってしまった。でもきっとその苦しみを汲んであげてたのは西畑くんで。年齢は離れてるけど、大西畑はほんっとうに永遠になってほしいし、変わってほしくないな。環境がどんなに変わっても。



誕生日祝いに全然なってないけど、私が今西畑くんに思うことは、とにかくめちゃくちゃ売れたらいいなって思います。「西畑大吾知らんの?ヤバない?」って言われるような男に!なってくれ!だけど絶対忘れないでほしいのは、苦しんだ毎日だよ。メインでもがきながら必死に立ってた毎日や、なにわ男子ができた頃に浴びた気持ちを、忘れないでほしい。置いてった方が楽な気持ちもある。てかその方が多い。けど、あえてそのまま大切にして、いつかその苦しみを超える日が来たらいいなって思う。



たぶん来年の誕生日はめちゃくちゃ西畑大吾売れてるから、私もさらっとしか祝わないかもしれない。楽しみにしてるね。私のこれからの楽しみはメイン4人がそれぞれめちゃくちゃ売れて、「私この人が松竹座出てた時から好きなんだよ」ってドヤ顔で自慢することなので(笑)よろしくな。


メイン4人、売れる自信あるんだ、私。私が好きになる若手俳優とか絶対売れるから!友達に言われるくらい売れるから!だから4人それぞれ場所は違うかもしれないけど絶対売れるんだよね!確信してる!「ほらね?売れたでしょ?」ってドヤ顔させてくれ!


23歳の一年、アイドルも頑張ると思うし、個人的には演技の仕事が私が追えないほど舞い込んだら嬉しいな!!夢は口に出せば叶う!!叶えてきた男!!




西畑くんは変な人だし、たまに変な動きするし、変なこと言うし、「変なんですよ」って自分で言うし、一言でまとめるならば「ヤバイ奴」なんだけど、そんなヤバイ奴を好きになってしまった私はもっとヤバイ奴だよね!ウケる!あとそれを全てAB型のせいにするのはやめてください!(爆笑)

かまってちゃんだし、すぐ自分に酔うし、賢いこと言おうとしてボロが出るし、赤ちゃんの動画見て泣くし、何かって粗探しされて悪口言われてその悪口見て私が傷つくし、緊張すると借りてきた猫みたいになるし、可愛い顔してるのに毒吐くし、一発ギャグはつまんないし、好き嫌い激しいし、後輩にパワハラするし、なんかいつもちょっと惜しいけど、でもなぜか好きで、私にとって1番幸せになってほしい人だよ。嘘、1番幸せになるのは私だから、2番目ね。



西畑くんを見つけた私天才だな〜って思うんだ。まぁ西畑くんが魅力的だからっていうのもあるけど、それを見つけた私が天才だと思わん?(笑)

悔しいこともしんどいことも沢山あったけど、西畑大吾のファンになったことを後悔したことはないよ。どこが好きなんだろうとはたまに思うけど(笑)でも「よくわかんないけど好き」が最強だからね。



私も遠征頑張るので、西畑くんは幸せになることを頑張ってね。

お誕生日おめでとう。

誰よりも幸せな23歳を過ごしてください。






西畑大吾の夢が叶いますように!!!!!!!


君たちがくれた夏


大好きだった夏。大好きだった少年たち。今年の少年たちを見てもいないのに、1番だと決めつけるのはおかしいかもしれない。けれど私は、あの夏を永遠にしたい。


2018年夏に書き始めたこのブログ。ずっと公開できなかった。これを公開しちゃったら、本当に終わってしまう気がして。何度も書き直したつぎはぎのブログです。





2018年夏の話。


「明日を駆ける少年たち」

この舞台は私が関西Jr.を好きになって、初めての関西Jr.としての現場でした。8月に入ってからチケットを探して、飛行機を取って、2018年8月8日、初めての松竹座に向かいました。なんば駅14号出口徒歩1分。(この日は台風で飛行機が2時間半遅延して、開演ギリギリに着いたり散々だった)



コンサート会場といえば、ドームかアリーナ。松竹座の入り口を入り、謎にエスカレーターめちゃくちゃ登らされ、1000人。たった1000人しか入らないその会場は、とっても小さく見えました。グッズ売り場も衝撃だった。え、ここで売ってんの…?ここ売店では…?え、なんで3階…?って思った。しかも席に着くまでにさらにエスカレーターをのぼって。全部が新鮮だった。



『関西アイランド』から始まった、2018年の少年たち。ありえんくらいに楽しい夜に星を見つめて遊ぼうや。1年経っても思い出せる、西畑くんの金髪。2年半ぶりに生で見た西畑くんのキラキラと、オーラに私はびっくりした。


少年刑務所内の赤チームと青チームの戦いの話」。私が「少年たち」について知ってることはただそれだけだった。それだけ。何も知らなかった。ついでに関西Jr.についても。何にも知らなかった。



ダイゴがお父さんのお墓の前で泣いてるのを見て、こんな毎日毎日やる舞台で、本物の涙を流してる。ジャニーズJr.が。その衝撃はきっと忘れない。マンネリ化しそうな毎日の舞台、1公演1公演に、彼らが賭けているものの大きさを知りました。

トアを守ろうとするリュウセイの小さな背中が、「トアが死んだのはトア自身のせいや」って、絶対そんなこと1番思ってなさそうなリュウセイの言葉が突き刺さって、私は泣いた。

ダイゴを守ってくれる島の長の、大きな大きな優しさに、松竹座は包まれた。「このちょっと年上のお兄さんは?」からのお遊びの時間がピリッとした空気を柔らかくしてくれた。

普段笑わせる側の康二くん演じる看守長は、めちゃくちゃ怖かった。焦点が合ってない目も、怖かった。初めて康二くんを怖いと思った。

日記役の長尾くんの才能にも気付いたし、ライバルをやったみっちーと恭平の可能性が楽しみになった。

同時にもっと大きな会場で、もっと沢山の人に見てもらいたいと思った。1000人の箱じゃもったいない。好きになったばかりだったけど、漠然とそう思ってた。



あの少年たちは、2度と戻ってこない。2018年の夏だけの。宝物。


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このポスターが公開された時、正直私はまだ顔と名前が一致してない子たちが沢山いた。私の始まりでした。間違いなく。沢山沢山救われた。


たまたま休みがあったから行った。最初は行く気もなかった。でもこの時行動して良かったって、心から思う。きっとこの時行動していなかったらこんなに関西Jr.を好きになることなかったんだろうと思います。あの関西Jr.を見れてよかった。


関西ジャニーズJr.として西畑くんと一緒に松竹座に立つ龍太くんと康二くんを見たのは、私にとってはこれが最初で最後だった。





「少年たち感がない」と言われていましたが、私にはこのポスターがめちゃくちゃ眩しかった。あまりにも眩しかった。



るたこじのためだけに作られた「LET ME GO!」。「前からもう気付いてた このままじゃいけないって 今からやり直せば 行ける場所もあるだろう」。そうだ、間違いなかった。この言葉に間違いはなかった。

だけどどうしてこんなに寂しいんだろう。新しい道に進んだ。不幸じゃない。なのに、とっても寂しくて。大好きなレミゴを、もう2度と、聴けることはないんだと思う。

2019年4月15日、映画「少年たち」のプロモーションで、2人だけの「LET ME GO!」を8ヶ月ぶりに生で見た。たぶん最後だって思いながら見た。2人のための最初で最後の楽曲。もしかしたら今後、他の誰かが歌い継ぐかもしれないけど、きっとこの1曲は沢山の人からの2人へのプレゼントなんだと思う。


『NOT FINALE』で始まるSHOW TIME、『Midnight Devil』、『LET ME GO!』、『SUPER ROCKET』、『Moonlight walker』、『Happy』、『SEE YOU AGAIN』。

「特別なこの景色をずっと忘れないよso long きっといつかまた会えるから今はsee you again」

この歌詞がなにわ男子ができる前の形の4人が真ん中に立つ関西ジャニーズJr.から聴いた、最後のフレーズでした。




『お前たちが愛と呼ぶものなど俺は信用しない。愛があろうとなかろうと人はいずれ死ぬ。』

向井看守長が、捕まる時のセリフです。この時、看守長は捕まったけれど、どこかホッとしたような表情だったように思います。『俺が守ってやっていたんだ!』と叫ぶ看守長。そんな向井看守長が向井康二の最後の関西ジャニーズJr.としての「少年たち」で、このセリフを『向井康二』として聞いていたわけじゃないけど、今思うと、重なるところがあるなぁと思います。明日を駆けたのは、少年たちだけでなく、看守たちも、島の長も、そして看守長も。




あの夏、私は奇跡を見たんだと思う。

あれは、紛れもなく4人の集大成だった。

それぞれが別々の場所で、「島の長」「看守長」「赤チームのリーダー」「青チームのリーダー」として、それぞれがそれぞれのテッペンで輝いた夏だった。

小さな小さな箱の中で、4人ともテッペンだったね。そして飛び出した。



「関西Jr.は良い方向に変わる」

そう言っていなくなった人たちの代わりは、今も、この先もいない。空いた穴を埋めることなんてできない。唯一無二だから。あなたたちがいなくなった後、もし良い方向に変わったんだとしたら、そんな、そんな苦しいことはない。

早く慣れて今を楽しんだほうが勝ちだ。わかってる。良い思い出にして、綺麗な思い出にして。わかってる。


でも綺麗な思い出にして笑うにはあまりにも代償が大きかった。

ユニットで頑張ることを決めた人。1人で頑張ることを決めた人。東京に行くことを決意した人。自分たちのせいで苦しむ人がいるってわかってたけど前に進むしかなかった人。振付師の道を歩んだ人。大学卒業後、新卒で就職することを選んだ人。家庭の事情で辞めざるを得なかった人。受験休みの末戻ってこなかった人。いまだに進退がわからない人。

あまりにもみんなを愛しすぎて、どの決断も正しくてまっすぐで、だからこそ。苦しくて痛かった。私がこの関西Jr.を忘れられないのは、メインが大好きだからだけじゃない。



2人はユニットでデビューを目指せるようになった。1人はデビューが決まった。1人は年間5本の舞台に出演するし主演舞台も決まった。

夢は大きくなった。


けどたまにふと思う。ついこの間まで隣にいる人がデビューするのってどんな気持ちなんだろう。ついこの間まで隣にいた人がユニットで単独ツアーをするのってどんな気持ちなんだろう。ついこの間まで隣にいた人がクリスマスの松竹座で主演舞台をするってどんな気持ちなんだろう。

私にはわからない。


この1年、寂しいことが沢山あったけど、それ以上に嬉しいことも沢山あった。

バラバラになってしまって寂しいけど、康二くんがデビューするのはとっても嬉しいし、なにわ男子が全国ツアーをするのはとっても嬉しいし、龍太くんが主演舞台をするのはとっても嬉しい。

寂しいってことを除いたら、嬉しいことだらけだった。もちろん悔しいこともあったけど。悔しいと思えるようになったことも、嬉しかった。なのに、寂しくてどうしても懐かしいと笑えない。2人で支え合って必死に立つ2人を、違う人の隣で笑う君を、1人で頑張る君を。4人がバラバラになることで、変わったこの世界は、やっぱり4人が回してたんだって思うんだ。



前を向こうとしてるし、なんならもう戻らないことも、4人一緒にいるところが見れないことも、痛いくらいわかってる。戻ってほしいと思っているわけじゃない。今を大切にしなきゃいけないってこともわかってる。


だけど願わくば。

願わくば、こじだいはずっとライバルであってほしいし、康二くんは流星に怒られていてほしいし、龍太くんは康二くんの1番であってほしいし、るただいでふざけあっていてほしいし、Wりゅうは永遠であってほしい。


そして願わくば。

唯一離れなかった大西畑が、同じグループで夢を叶えられますように。



4人がくれた夏の奇跡。関西ジャニーズJr.がくれた夏の奇跡。大好きだった2018年を忘れたくないからこのブログを書いた。


明日を駆ける少年たち。




あの日みた少年たちの夢が叶って、少年たちがずっと幸せに過ごせますように。君たちがくれた夏。その奇跡。忘れないよ。希望に溢れた夏を、ありがとう。



2019年の振り返り

2019年、どんな1年でしたか。

私にとっては3年分くらいをギュッと凝縮したような、非常に濃い1年でした。年末を迎えて「今年もあっという間だったな〜」と思わないのは、久しぶりな気がします。



1月4日、城ホの大号泣「My dreams」から始まった2019年。不安に駆られていたし、毎朝起きてTwitter見るのがこわかった。

1月17日、朝、Twitterを見た。なんか、Snow Manの人数が多い。TLの様子がおかしい。そう思って写真を拡大していてほしくない人の姿を見た時の気持ちは、きっと忘れられないと思います。


そんな1年の年末、紅白歌合戦に大好きな8人が出る。残酷で儚くて哀しくて寂しくて、それでいて沢山の夢が叶った1年でした。





2019年の現場の振り返り。4月までは1回書いてるのでサラッと行きます。




1月


●「スケリグ」①



2月


●「スケリグ」②

●「天下一の軽口男」



3月


●「SPRING SPECIAL SHOW 2019」

●「雪 Man in the show」①

●「雪 Man in the show」②



4月


●「滝沢歌舞伎ZERO」

●「僕らAぇ!groupって言いますねん」①

●「少年たち 映画と実演」Bパターン

●「僕らAぇ!groupって言いますねん」②



5月


●「Johnnys ISLAND Festival」①

Snow ManTravis Japan、なにわ男子の合同公演。さいたまスーパーアリーナ。ひたすらに康二くんとなにわ男子が同じステージに立つことが楽しみだったのに、シャッフルユニットでなにわ男子不在の曲に康二くん選抜されてるの見て、ちょっとキレた(笑)東京に染まってる芸も、なにわ男子への強気発言も、全部わざとだってわかってたのに、ちょっと傷ついてた。

●「Johnnys ISLAND Festival」②

たぶんこれが最後だな〜って決意して行ったコンサートで、東京ドームが発表された。思わずズッコケ芸やりたくなった(笑)龍太くんや、紫耀くんが見てる前で楽しそうに取材を受ける3グループがキラキラしてた。白い巨塔を見た後にISLAND TVを見て大泣きした夜。苦しかったなぁ。1番苦しかった夜かも。康二くんも言ってたけど「戻れない」ことがこんなに苦しいんだって改めて実感した。この日書いたブログ、公開してないけど、死ぬほど重い(笑)



6月


●「リューン」①

●「リューン」②

私にとっては初めてのリューン。どっちがフローで、どっちがダイかもわからないまま行ったリューンがすごく心に刺さってしまった。東京公演行った帰り、どうしてももう一度観たくなって、金沢公演のチケット探した。リューンのために金沢まで行ったのやばい。

●「三婆」

ほんとは博多座行く予定だったんだけど、仕事の都合で行けそうになくて、松竹千秋楽に行った。次に康二くんが松竹座に立つのいつだろうと考えたとき、どうしても最後が見たくなった。あまりにも豪華すぎるキャストの中、真ん中でUSAを踊る康二くんを見て、勝手に涙が出た。松竹座がすごく似合う。松竹座の真ん中がすごく似合う。

●「いくじなし」

室龍太に落ちた日。これもまた別でブログ書いてるんだけど、永遠に書き終わらないと思う(笑)三婆昼公演だし、夜暇だな〜と思ってまだチケット余ってたし、買ってノリで行った歌舞伎座マツケンサンバが小学生の頃めちゃくちゃ流行った世代なので、マツケンサンバ生で見れることにちょっとウキウキしながら行った。しかし、私は「アンダルシアに憧れて」を歌う室龍太に完全に落ちた。それまで龍太くんのことは好きだけど、ここまで好きになったのは完全にこれきっかけです。めちゃくちゃカッコ良かった。好き。末ちゃんたちが見学来てた日で、末ちゃん太刀に向かって手拭いぶん投げるりゅーたんもカッコ良かった。



8月


●「ジャニーズJr.8・8祭〜東京ドームから始まる〜」

もうこの日のことは散々書いてるから割愛。康二くん、おめでとう。

●「オリエント急行殺人事件」①

●「オリエント急行殺人事件」②

オリエント急行はねぇ〜マックイーンの明るいけど、ほんとは闇を抱えてそうなとこもめちゃくちゃ好きだったな。明るく振る舞うし、ドジだし、キャストの中でダントツ可愛いのに、でも闇を抱えてそうなの。龍太くんの元々のキャラが生かされてたし、すごくうまいなって思った(誰)


9月


●「僕らAぇ!groupって言いますねん」関西凱旋公演

Aぇのために滋賀まで行きました……初滋賀。東京とはちょっと変わってたところもあったし、新曲もできてたし、行って良かった!!琵琶湖も行った!!こじけんと佐野ちゃんの作る歌が天才的で大好き。


10月


●「どれミゼラブル!」①

●「どれミゼラブル!」②

人生で初めて当日券を狙い、千秋楽は立ち見しました。立ち見、8年ぶりにしたけど、まじでつらかったです。それはそうと、コムサ真二、アドリブも多くて大変そうだったけど、楽しかったな。TikTok始めた時はビックリしたけど。TikTokするりゅーたん、映像に残してくれよってめちゃくちゃ思った。



12月


●「Aぇ!groupがやっちゃってAぇんですか?」

佐野ちゃんが体調不良でお休みだったのがとっても残念だったけど、まさかどぅーの朝ドラが発表されたり、丈橋末の舞台が発表されたり、正門の誕生日祝ったり、千秋楽かのような公演だった。西畑くんも見学してたらしいし。Aぇらしいセトリで、Aぇの良さが沢山詰まってて、この頃ちょうど死にそうなくらい悩んでたことがあったんだけど、それがなんかちっぽけに見えて、明日から頑張ろって思えたんですよね〜ありがとな。

●「なにわと一緒に#アオハルしよ」

アオハルに年齢制限はないのかという気持ちにもなったけど、アオハルした。初の単独。私はJUMP育ちなので、知ってる曲多くて嬉しかった。念願のホワラも、我Iもめちゃくちゃ良かった。こんなにちゃんと西畑くんを見たの初めてかもしれないってくらいずっと見てた。真横をみっちーが通っても、丈くんが通っても、私は西畑くんを見てた。それはそれでどうなのって話かもしれないけど、だから西畑くんの記憶しかないかも。決意のコンサートだった。初めての仙台もちゃっかり楽しみました(笑)私も今、2回目のアオハルをしてるなぁと思ったよ。ありがとう。

●「大阪環状線〜君の声が聴きたくて1985」①

●「大阪環状線〜君の声が聴きたくて1985」②

りゅーたん舞台初主演おめでとう〜!!!!松竹座で主演するりゅーたんを見ないわけには行かないので、ヤコバで大阪まで行きました。マジでこの3週間めちゃくちゃハードだった!久しぶりに歌ってるりゅーたんを見て、やっとギターを弾くりゅーたんを見れて、うれしかったし、改めて歌ってるりゅーたんが好きだなぁと思った。また歌がいいのよ…YouTubeに最可ちゃんが歌ってるやつがあるので聴いて…「思い出を大切にするのと過去に縛られるのは違う」っていう幸太くんママのセリフがあって、心に刺さりました。

●「キオスク」

末ちゃん初主演おめでと〜!!リーディングシアターとは?って感じだったけど、行って初めて理解した!舞台の内容的には、今年1難しくて、1回じゃちょっと理解しきれなかったんだけど、末ちゃんは理解してる?原作読もって思った。末ちゃんの声はよく通るから、マイクなしでも全然大丈夫で、舞台映えする声だなぁと改めて思いました。







2020年、どんな1年になるのか、誰のどんな夢が叶うのか、とても楽しみです。


西畑大吾の夢が叶いますように。





優しさに触れて、叶うはずだった夢を見る

ずっと、羨ましかった。

同じことをしても受け取られ方が違って、君には許されることも西畑くんは許されなくて。結局君に守られて君の評価が上がる。

先輩たちはみんな君の味方をする。君の応援はしたのに、西畑くんたちに「おめでとう」を言ってくれなかった先輩もいた。今もそう。「悔しい」と言ってくれたのは大倉くんだけで、君がしんどい時に君の味方をした先輩たちは、西畑くんたちが心が折れそうな時、西畑くんたちの味方はしてくれなかった。

もちろん積み上げてきたものがあるからだ。わかってる。君だからだ。わかってる。だけど西畑くんにだって積み上げてきたものはある。それでもなにをしたって、君に向けられる愛以上の愛を受け取ったとしても、鋭い刃のような言葉を向けられることが、圧倒的に多かった。そんな中、守ってくれたのは君だった。その優しさに心が引き裂かれそうだった。



私が西畑担だからそう見えたのかもしれない。

だけどずっと羨ましかった。



だからこそ、2人が一緒にいると、強かった。無敵に見えた。心強かった。


けど君といることで西畑くんはきっと、劣等感に打ちのめされてきたと思う。君は君で悔しかったかもしれない。だけど西畑くんは、どんなにやっても追いつけない君に、どんなにやっても敵わない君に、ずっと劣等感があったように見えた。

面白くて優しくて後輩に慕われていて先輩に愛される。甘え上手。君は西畑くんが持っていないものを持ちすぎていた。もしかしたら逆もだったのかもしれないけど。




2018年10月、たまたま選ばれた西畑くんと、たまたま選ばれなかった君。

あの日から別々の未来を歩むことになった。めちゃくちゃ嫌だったし、寂しかった。でも1年経って思うのは、この未来は、2人を苦しめないための、呪縛から解くための選択だったんだなぁと思う。あのまま進んでいたら、西畑くんは劣等感とプレッシャーに押し潰されていたかもしれない。




2019年12月8日、15日。まいジャニ。テーマ「向井康二」。


いつもみたいにそこにいて、いつもみたいに笑ってて。最後の出演から9ヶ月も経ったなんて、信じられなかった。いつも通りだった。



なんで東京に行っちゃったんだって、あの日からずっと思ってて。

だってもしかしたらなにわ男子に後から加入できたかもしれないし、Aぇ!groupに入れていたかもしれないじゃん。なんでSnow Manなんだよってずっとずっとずっと思ってた。今も正直思ってる。康二くんは関西が似合いすぎるから。だって私は康二くんのファンにはなれてもSnow Manのファンにはなれないから。



尊敬している康二くんが来るだけでウルウルしちゃうニシタクも、ツンツンしてるように見えて他の人の話聞いてウルウルしてる風雅ちゃんも、康二くんに怒られてそだったけんてぃーも、大好きな康二くんにラウールとどっちが好きか聞くみっちーも、人前で泣くのが嫌だと言いながら泣き出しちゃうきょへも、プライベートで仲良しなのにサラッと泣きそうに笑う大橋くんも、康二くんのいた場所を守ろうとする丈くんも。

みんなの愛が大きくて温かくて重くて優しくて。こんな場所を手放してしまうの、ほんとにほんとにほんとにもったいないよ。康二くん。君はこんなにも愛されていて、こんなにも温かい仲間がいる。もったいないよ。ねぇ。康二くん。行かないでよ。おめでとうって思ってる。でも、望んでた形じゃない。ごめん。こんなこと思ってごめん。行かないでよ。寂しいじゃん。みんなでせーので行こうよ。なんでよ。康二くん。



「喧嘩したことあったよな?」に知らん顔して「忘れた」って言うりゅっちぇ。いやいやいやってツッコむオタク。雑誌とかでメインで対談してるとこじりゅちぇのケンカはよく話題に出てたので、周りから見たら可愛い兄弟喧嘩に見えてたんだろうけど、たぶんりゅっちぇはずっと本気で怒ってたと思う(笑)「ホンマジーコない💢」って聞かされてた西畑くん。それでも流星は「可愛い」康二くん。「僕も癒やしてください」に素直に「うん」って頷くりゅっちぇ。入所した頃からずっと近くにいた康二くん。いて当たり前だった康二くん。そんな康二くんと離れて頑張った11ヶ月。

入所した時から近くにいて、ずっとそう。「良い関係」と康二くんが言う。りゅっちぇの「嫌い」はきっといつも本気だったのに、それでも。康二くんにとってりゅっちぇは「可愛い」。全部全部愛だよ。対等に接してくれた。おっきな愛だね。あの城ホールの裏での涙は、「寂しい」の涙だったよね。ちゃんとりゅっちぇだって寂しかったと思う。だって「#永久保存版」ってこじだいりゅちぇの写真載せるくらいだもん。

「他の番組で共演できるように頑張ります」じゃなくて、「頑張りましょう」なのは、一緒に頑張ってきた6年があるからだなぁと思った。「メンバー」として、頑張ってきた時間があるからだなぁと思う。「お礼は言えなかった」りゅっちぇ。そんな不器用な可愛い流星のこと、康二くんはきっとちゃんと、全部わかってる。



なにわ男子ができてから距離を感じていた西畑くん。でも複雑な思いを抱えながらなにわ男子の味方をしてくれていた康二くんにちゃんと恩を感じていた西畑くん。きっとそれを感じていたから、あんな風に康二くんの背中を押してあげられたんだと思う。仲良くはなかったって言い合うこじだい、でも1番わかりあえてたんだって。もうそれって仲良くない?(笑)

色んな気持ちを噛み締めて、色んな思い出を背負って、こじだいは終わる。こじだいは終わった。こじだいツートップの関西Jr.は2019年1月4日に終わってたのに、それに気付かないフリをした。そっとフタをして、閉じ込めて、いつかまたあの毎日が戻ってくるんじゃないかって。そんな淡い期待をして。8月、そんな期待ができなくなった。もう戻れない。それでも私は全部なかったことにして、もしかしたらまた康二くんと西畑くんが2人並んで歌う日が来るかもって、そんなことばかりずっと考えてた。康二くんがやっぱり大吾と一緒がいいって、掛け持ちしてくれないかなって何回も思ったし、デビュー康二くんだけ2回すればいいじゃんって何回も思った。




康二くんや龍太くんがいなくなった関西ジャニーズJr.を、必死に守り抜こうとした。みんなで。


そして、京セラドーム3daysまで辿り着いた。







ずっと捕われていた。向井康二は関西Jr.の象徴みたいな人で。どんなに頑張っていたって、何回真ん中に立ったって、敵わないって思ってた。でもたぶんそうじゃなくてさ。


康二くんが思ってた「敵わない」と西畑くんが思ってた「敵わない」。きっとそれがあったからこじだいは強かった。敵わないところも沢山あったけど、敵ってたところも沢山あったんだ。羨ましくて、気付けなかった。

気付けなかったことに気付かせてくれたのは、なかなか好きになれなくて苦しんでいた、西畑くんの大切なメンバーだった。



なにわ男子はいつの間にかグループになって。あっという間にちゃんとグループになってた。たぶんそのスピード感、かなり早かった。きっとなにわ男子を苦しめるものが多すぎて、みんなで守り合わないと立っていられなかった。だからあっという間に強くなった。逆境は人を強くするってほんとだなって思った。


そりゃ、きっと、楽しく、祝われて、みんなが望む形でユニット結成されるのは理想だ。みんなそうがいい。だけど、なにわ男子は違ったから、みんなが受け入れるために受け留めるために、知ろうとした。7人が頑張っているのを見てたから。わかってたから。苦しいけど、私も好きになる努力をした。


1年後、今、想像してなかった未来がある。




丈くんに対して私は、ずっとごめんねって思ってた。可愛い曲キラキラした曲、そうやってキラキラアイドルを演じさせてるんじゃないかって。仲良しの末ちゃんやリチャードはAぇ!groupで、キャラ的にもAぇ!に入りたかったって思ってるんじゃないかなって。

最年長で、1番先輩で、丈くんが相談する相手はきっと末ちゃんやリチャードや今江くん。なにわ男子にはいないと思った。だから後悔してないか、心配だった。ずっと。

でも、仙台サンプラザで見た丈くんは、あまりにも楽しそうに笑っててさ。顔くっしゃくしゃで笑ってたの。あぁ、大丈夫なのかもって。楽しそうじゃん。ちゃんと。


みんなそう。みんななにかを受け入れて受け留めるしかなくて、今立ってる。真っ直ぐ前を向いて。





こじだいりゅちぇが守ってきたまいジャニ。2012年10月から6年半、周りの力を借りながらも、3人で守ってきた。


ちっちゃくて弱くて地味だった。そんな3人が強く輝く過程だと思う。これから先、その道に康二くんはいない。


Kin Kanがいなくなったまいジャニ。




みんなが前に進む。だから私も進んでるフリをした。この気持ちはきっといつか今の彼らの邪魔になるから。いやむしろもうなってるのかもしれない。ごめん。ダメなオタクでごめん。変われないオタクでごめん。4人の「Bring it on」が大好きなんだよ。4人から始まる「関西アイランド」が大好きなんだよ。

4人の時間なんて大して見てなかったクセにね。物わかりの良くないオタクでごめんな。





これは私の大きすぎる夢のまた夢なんだけどさ。



いつか4人で、舞台でも、ドラマでも、映画でも、なんでもいい。なんでもいいから4人で主演をして、4人で主題歌を歌って、また4人で取材を受けて。

そんな未来が来たら、それこそ奇跡だなぁって思うんだ。


進んで欲しかった道。だけどそれは私のエゴだ。4人でいてほしかったのも、康二くんは関西Jr.からデビューしてほしかったのも、龍太くんに歌ってほしいのも。全部全部私のエゴだ。




何度振り返ったってあの日々を忘れることはない。苦しみながらもがきながら戦っていた関西Jr.を。私は絶対忘れない。

でももしかしたらあの毎日が、努力が産んだ奇跡だったのかもしれないなって思う。


頑張ってくれてありがとう。4人がいたから私は関西Jr.を好きになった。関西Jr.を好きになったから人生キラキラして見えた。頑張れた。ありがとう。



今も、過去も、きっとこれからも。ずっとずっとずっと大好き。関西Jr.の優しさが大好き。温かさが大好き。

ずっと仲間やで。



有償で有限な愛を

私は、上手にステマもできないし、莫大な数の人に西畑くんの良さを広められるような人間でもない。

でも、西畑くんが謙虚に、回りくどく熱い思いを見せてくれたので、私なりに、私の覚悟を見てもらうことで、「私の1票なんてどうせ意味ない」って思ってる人の心を動かせたらいいなって思う(そんな力がないことは重々承知)。今私ができることはこれだけなので。






ジャニーズJr.大賞、それはJr.担にとって1年の中のけっこう大きなイベントなんじゃないかと思う。私も去年初めて投票した新参者なので、大口は叩けませんが。

重要かどうかはわからない。「恋人にしたいJr.で1位取ったらデビューできる」とか言われてるけど、1位じゃなくてもデビューできてる人は沢山いる。逆にデビューしなかった人もいる。だけど少なくともここ20年ちょっとで1位になった人は全員デビューしているし、過去25回のJr.大賞で1位になった16人のうち、デビューしていないのは、小原さんと、西畑くんだけになった。

もちろん、ここを重視してないJr.グループもいた。キンプリがJr.だった頃は、上位が固定されてしまって、覆せないから頑張らない人もいたと思う。それが去年、キンプリがデビューして状況が変わった。キンプリがいなくなったJr.大賞、みんなが1位を狙った。順当にいけば西畑くんが1位だった。けど、そこを崩そうとみんな、みんな頑張ってた。



1年前、なにわ男子ができてすぐ、西畑くんにとって逆境も大きかった。

正直、私が投票しなくても、西畑くんは1位になれるだろうと思ってた。



去年も今年も、大好きな子が沢山いて、誰に投票していいのか、わからなくなることもある。去年の私は、100の「好き」を4で割ろうとしてた。でも今年の私は100の「好き」に他の「好き」を足してく方式にする。何それ?って感じだけど、りゅっちぇの言うように、票は「愛」だ。


少しでも自担のためになるなら、生活費を削ってMyojoを買う。そういう人もいる。だけど全員そうする必要なんてない。「応援したい」という気持ちでいい。沢山投票した方が偉いわけでもないし、誰かに強制するものでもない。



「1位になったからデビューする」なんてオタクの願望だ。私の願望だ。そうであってくれと、願掛けみたいなもんだ。だけど未来が何も見えない私たちは、それにすがるしかない。少しでも可能性に懸けて、少しでも話題になるのなら。



同じグループの子たちがこんなに怖いのもJr.大賞だけだと思う。なにわ男子、こえ〜よ。

悔しい気持ちを知っている子は強いし、そのオタクも強い。個人的な気持ちを話すと今年のJr.大賞は、大西畑がワンツーフィニッシュだったらどっちが1位でも私はいいと思ってる。ごめん。なにわ男子全員TOP10とかだったらさらに嬉しい。それが今の私の正直な気持ち。去年は言えなかった気持ち。


でもこれから先、もしデビューしようと、センターが変わろうと、なにわ男子のツートップは大西畑がいいから。絶対。これがそれを残せる最後のチャンスになるかもしれない(来年はデビューしてる)(これ去年も言ってた)。そう思ったら燃える。けれどこれは西畑担だけじゃ叶えられない夢です。だから、ライバルだけど、一緒に愛を届けられたらいいなと思っています。(クサいこと言ってて自分で自分に震えてる)



いろんな人の思いがあって、いろんな人の愛の形がある。


沢山の人の愛を噛み締めて、アイドルは夢を叶えてほしいと願ってます。



「悔しい」っていう思いは1位以外の子はみんなあると思うし、なきゃいけないと思う。だけどその「悔しい」の中には、ファンの小さな愛が積み重なっているって気付けたら勝ちだと思うんだ。私たちは愛をお金に変えて(そしてそのお金をさらにMyojoに変えて)、アイドルに伝えるから、結果がどうであれ、その全力の愛に気づいてほしい。



「オタクは自由」というのがモットーなので、「みんな投票しようよ!」みたいなのはちょっと苦手。愛は数じゃないと思ってる。てか、そもそも1人1票って決まりだからね!知り合いの名前借りて何票も投票するのほんとは不正じゃん!?(爆笑)不正が蔓延るJr.界隈ヤバイ!(爆笑)

だから1票でもじゅうぶんだと思う。「1票しか」じゃなくて、そこに詰められるものは詰めて送ろう!プラスアルファはできる人がやればいい。動くか、動かないか、そこだけが大事なんじゃないかなって思ってます。


なので、このブログで言いたいことは「みんな沢山投票しようね!」ってことではなく。Jr.大賞って、愛を伝える場所なんだよ!ってこと。強制されるものじゃないし、好きだから投票したくなる!ってものだと思うの!ま〜ジュニア大賞初心者が何言ってんだって感じだけど!そんな綺麗事じゃないのもわかってるけど!

結果、数字で見られちゃうのが悲しいけどさ〜、でも愛を届けたい!って動いた結果、アイドルに動かされた結果が、良い結果だったら嬉しいよね!! 


去年の向井康二大躍進を隣で見てしまったしね!奇跡のような愛だと思った。龍太くんのランクインも。愛が起こした奇跡だよね。奇跡とか言ったら実力だよ!って怒られるかもしれないけど。



さぁ、みんなライバルだけど、協力できるとこは協力して、ライバルなとこはバッチバチに戦おうぜ!私はどこに誰を投票するかは一切明かしませんが「愛」と「ありがとう」を込めて名前を書く!笑

恨みっこなしでグループ内で本気で闘える唯一のツールだと思うので、負けへんでbaby!




ようわからんブログを書いてしまってすまん。西畑くんの隠れメッセージとりゅっちぇの「#ぜってぇまけねー」に触発されたブログでした!



誇りを持てる君がいるから

君はこのエンターテイメントの世界で生きることができて幸せでしたか。



私が君を初めて認識したのは2007年9月のことだったと思う。自分と同い年のアイドルがデビューすることになった。当時、ジャニーズアイドルの中で過去最年少でのデビューだった。12歳。小学6年生。まだランドセルを背負っていた少年に、大きすぎる看板ができた。

その頃の私は高校生がかっこよく見えていたし、君のことなんてちっとも好きじゃなかった。それどころかちょっとうざいなって思ってた。カッコいいって思ったことなかった。年齢順でペアになった時、私の大好きなアイドルとペアになるのが嫌だった。なんでお前とって思ってた。結局、君がアイドルをやっている間に君を大好き!って思えるようにはならなかった。



2011年6月。好きじゃなかった君の不祥事が発覚した。無期限活動休止。好きじゃなかった。そう思ってた。

君は人気もそんなになくて、当時16歳だったから、報道も名前が出なかった。君に付けられた名前は「少年A」。Yahoo!ニュースのコメント欄に「お前のせいでグループに傷がついた」「二度と帰ってくんな」ひどい言葉も並んでた。

私も好きじゃなかったからそう言えたはずなのに、「自業自得だろう」って、どうしても言えなかった。それどころか他のメンバーに対して「なんでもっと見ててあげなかったんだ」って思った。たぶん同い年で境遇が似てたから、勝手に感情移入をした。似てたから、好きになれなかった。「10人」にこだわりすぎた私は、グループを愛せなくなった。

不思議だよね。今、君がいなくなった頃アイドルになった子を応援してる。





ずっと、待ってた。2014年にTwitterができた時は、「本人のものじゃない」って思いたかった。だってTwitterを始めるってことは辞めたってことで、それってもう二度と戻らないってことだ。帰ってこないってことだ。そんなの嫌だから信じなかった。2016年、復帰会見をした。胡散臭いおじさんと一緒に。ねぇ、私が見たかったのはこういうことじゃないよ。でも「おかえり」ってずっと言いたかったから少しだけ、嬉しかった。



高校の同級生と組んだ「ZERO」。パッとしないグループだなぁと将来を少し諦めた。はじめてのファンミーティング、チケットは余ってた。5年ぶりに君を見た。5年前より笑ってて、5年前より楽しそうだった。なんで戻ってこなかったんだってずっと苦しかったけど、すごく楽しそうだったから。彼の高校時代を知れた。楽しそうに。9人も、世間も、ファンも、決して守ってはくれなかったけど、この人たちに守られていたんだと思った。だから、やっと待つのをやめられた。









2020年1月。最愛の弟がデビューする年、君は芸能活動を引退することを選んだ。高校の同級生と弟が、同じグループでデビューをする。




今思うと、君の人生はずっと、弟に振り回されてきたように思う。デビューは早かったけどずっと弟のほうがドラマも映画も仕事があった。弟の方がずっと有名だった。コンサートも、君にはソロパートがなかったのに、君の弟はガッツリ出てたし、なんだこれって感じだった。

悔しかったと思う。けれどそれ以上に弟のことが大好きで大事なんだろうなって、ずっと思ってた。私が君の立場でもきっとそうだ。嫌いになんてなれない。ずっと可愛いもんな。私にも私より生きるのが上手い妹がいる。

だから君が逃げたくなった気持ちは、少しわかる。


きっと君は弟の可能性をほんの少し潰してしまった。「不祥事起した子の弟」って見られてしまうようになった。弟の入所のエピソードを奪ってしまったし、家族の話をしづらくさせてしまった。それは事実だ。だけどきっとそうやって君はどんどん自分を追い込んだ。

それでも君はきっと弟が大好きで、弟の門出である2020年1月22日を待たずに2020年1月13日、表舞台から姿を消す。最初から最後まで、君は最高のお兄ちゃんだと思うんだ。ファンにとって残酷な決断でも、きっと君のこの決断は大好きな弟のためだけの、大きい大きい愛だ。そんなあったかい君が、変わっていなくて、そうやって損をしても、傷ついても、苦しんでも、泣いても、世界のどこかで生きててくれたらそれでいいなって。苦しくなったときは、君を信じて、君の味方がここにいるって。そう思って生きていてくれさえすればいいなってちょっと思った。



覚えていないかもしれないけど、君は昔、グループは1人でも欠けたら転がらないボールだって言ってた。そうだ、あの日から、転がらなくなった。いや、違うな。転がってた。歪だったけど、ちゃんと転がってた。でもうまく転がらなくて道を少し逸れた。私はそれに気づかずにまっすぐ進んでしまった。そしてその道はきっとこの先交わることはない。


「あなたと合わせて10人の人がいます。もし右と左の道しかなくて9人の人達は右の道を行くって言ってます。ではあなたは右に行くか、左に行くか?

僕は迷わず左に行くと答えました。理由は、右に進むと僕以外の人達は同じ景色を見ることになり、左の景色は全く見えない。左に進むと僕だけ違う景色を見ることになり右の景色は全く見えない。でも、最終的には左右の道が同じになるかもしれない。未来のことなんて誰もわかりませんからね。だったら全員右に行くのではなく1人でも左に行けば同じ道になった時に景色が1つではなく2つになると思ったので左に迷わず行くことにしました!最終的にどうなるかわからないからこそ先のことを自分で描くから進めると思います。」



復帰した後の君のブログ。このブログを読んで、私は進めた。君のいなかった時間、私はずっと未来なんて見えなかった。でも君の居場所を失くさないために、誰か1人でも「待ってるよ」って言ってあげるために、何年も君へのブログを書き続けた。「無期限」っていつまでだろう。その答えが明かされることはなかったし、「無期限」は永遠になってしまった。このブログを見て、やっと手を離してあげられた。君からも、君を待ち続ける私からも。



意思が弱々な君のことだから、もしかしたらいつかまたふらっと戻ってくるかもしれない。覚悟がないなら復帰しないでほしかったって言いたい気持ちもなくはない。君のせいで沢山泣いたし、君のせいでものすごくツラかったし、君のせいで9人を嫌いになりそうにもなった。それでも私は今、君の引退が寂しくて仕方ない。

嫌いだったはずだった。なのに、どうしてだろう。君の引退を知った時、久しぶりに君のために泣いた。何年か前まではよく泣いてたけど、君を想ってまだ涙が出るんだって驚いた。あぁ、私、たぶん君のこと嫌いじゃなかったのかもな。いつもそう。失ってから気づく。



人のためにこんなに悔しくて泣いたのも君が初めてだった。後悔した。たっくさん。もう君を思い出してブログを書く人なんて数人しかいないんじゃない?って思ったりもする。私は君のことをブログに書きすぎてコメントでめっちゃ悪口言われてたよ(笑)

それでもまたこうやって君に向けたブログを書いてしまってるのは、きっと私はまだあの日から進めていないからだと思う。10人が大好きだったよ。最強のグループだと思ってる。あの3年半が最強だったと思ってる。今のところね。きっとこれから君の後輩のなにわ男子っていうグループが、私の最強を超えてくれると思うんだ。今はそれが楽しみ。




今でも、もしあの時君がいなくならなかったらどうだっただろうって思う。テキトーに誤魔化して、あんな写真は合成ですって言って、そうやって10人を守れたら今どうなってただろうって。あの時、全然仲良くなかったと思うし、むしろ仲悪かったと思うけど、それでも君を守ろうとする9人は確かにいた。君のことはみんな大好きだったと思う。生意気だけど、なんだかんだ可愛かったんだろうな。けど、君がいなくなって、9人は一致団結しなきゃいけなくなって、たぶんあの時仲良くなり始めたと思うから、マジで君はすごい人だよ。9人をずっと繋げてるんだ。

今もこれからも最年少は君だ。間違いない。



私の青春時代は10人と共にありました。10代のほとんどの時間、10人のことが大好きだった。楽しかった。ずっと。君を待ってる時間も、帰ってくるって信じてる時間も、ツラかったけど、楽しみだったから。復帰するのが。叶わなかったけど。9人が君の進退を明言しないことが、嫌だった。なかったことにしようとするのが嫌だった。けど9人が君のことを触れないままなのは君をなかったことにしたいわけじゃなくて、君が辞めたって9人が認めたくないからなんじゃないかなって、今になってそんなことを思う。

“Don't say goodbay 別れは言わないこれからもこの先も ”

“たとえ別々の道を歩んでたとしても僕らは繋がっていて”

“忘れないから忘れないでね 共に描いたストーリー”

9人で作詞した曲を良い風に私が思い込んでいるだけだけど。





「君の選んだ道が正解だ」なんて、君に対しては言う気は全くない。いつも間違いだらけだ。そのたびに私はずっと苦しいんだからな。一生後悔してほしいし、私も一生後悔する。君に伝えたかったことが沢山あるのに、一度も直接伝えられなかったこと。アイドルの君をもっと沢山見てればよかったって、きっと一生後悔する。きっと私たち出来損ないだけどさ。君の選ぶ道が間違いだったとしても、めちゃくちゃ楽しんでね。間違ってばかりだったけど。バカヤロウって思うけど。そればっかり思うけど。なんでもっとうまくやれないんだって思うけど。私は君のこと一生忘れられないんだろうなぁと思うよ。


これから君は何をするのかな。優しい君だから、変な人に騙されて変な道に進まないかだけがとても心配です。すぐ人を信用しすぎちゃダメだよ。でも心から信頼できる人を作るんだよ。そして、絶対幸せになってください。君がいて、救われた。12年間ありがとう。闘ってくれてありがとう。

同い年の君が、私より大きなことを成し遂げるから、いつだって君より頑張るんだって思って頑張れてました。何もできなくてごめん。






伝わるかな。このブログにのせて。届け。

















慎ちゃん、デビューおめでとう。

お兄ちゃん、めちゃくちゃかっこいいね。慎太郎の未来を応援してるよ。

スーパーエース森本慎太郎。頑張れ。


誰も見たことない景色を見に行こう


2018年10月6日。なにわ男子結成。

まぁ10月4日からオタクは知ってたわけですが、西畑さんが10月6日って言うので10月6日。

あの時「おめでとう」が心から言えなくてごめん。やだって泣いてごめん。なかなか進めなくてごめん。いつも振り返ってばかりでごめん。



私はなにわ男子に対して「ごめん」の気持ちでいっぱいです。「なにわ男子」って言葉すら使えなかった。結成発表のアイドル誌だって買えなかった。7人の写真も保存できなかった。ごめんね。ごめん。だからほんとは私に「1周年おめでとう」って言う資格はない。



“様々な感情があると思います。

前向きなのも後ろ向きなのも。

約4年間、関西Jr.は個人戦でしたから。

いろんな括りはあったかもしれませんが。

そういう感情があって当然だと思います。

でも、

時間がかかってもいい。

皆さんに愛されるグループになりたい。

というか、なります。

そのためにも、

僕たち7人が皆さんに明確に示さないといけないです。

頑張ります。

頑張りまくります。

見ててください。

僕たち7人はずっと前を向いています。

後ろを振り返る暇など今はないので。”


結成発表時の西畑くんのかんじゅ日誌の引用です。有料だからいかんとは思う。が、コピペじゃなくて自分で打ったからセーフにしてほしい。この言葉の強さを改めて感じたい。あの時読んで感じた気持ちと、今読んで感じる気持ちは全然違って。どれだけ覚悟をしたんだろう。



この1年、どんなに悪者にされても、7人は前を向いていたし、誰よりもちょっとした言葉に気を使っていたと思う。ちょっとした表現で敵を作ることも多かった。きっと前を見てるのが怖くなることもあったと思う。それでも彼らが下を向いたり、後ろを向いたりすることはなかった。ほんとはあったのかもしれない。けれどそれを誰かに見せることはしなかった。仲間のデビューが決まった時でさえ、強かった。



恵まれているように見えるが故、敵も多くなる。弱さを見せない故、強いと思われて敵が増える。そんな不器用な7人が、手を取り合って歩んだ1年、まだまだ足りないところもある。できないこともある。それでも沢山の道を7人自身で拓いて、進んできた。


結成当初はぎこちなかった会話も、今では年下の子たちが年上のメンバーをいじるようになった。一緒にふざけられるようになった。同じ夢を共有できるようになった。そうやってちょっとずつ、グループを作り上げた1年だった。

口に出した夢は必ず叶えるし、オリジナル曲は4曲もできた。東京ドームと埼玉スーパーアリーナでパフォーマンスをした。ジャニーズ初のブイチューバーになった。地上波バラエティーに出た。冠番組もやった。歌番組に出た。映画も出た。観覧車のアンバサダーもした。24時間テレビ読売テレビのパーソナリティーもやった。ドラマにも出た。CASTのレギュラーにもなった。らじらーのパーソナリティーもレギュラーになった。ミュージカルの主役をした。少年たちの座長もやった。単独で全国ツアーも決まった(他にもあったらごめん)(この1年のなにわ男子の仕事ぶりはまとめてくれてる人が山ほどいるのでそちらを見てください)(人任せ)。

沢山の夢が叶った。


「頑張りまくります」と言った西畑くんの言葉通り、頑張りまくった7人が拓いた道は大きい。





そんな7人がやっと今、自由にやれてるんじゃないかって思う。もう、グループとしての目標を夢を、言える。言っても誰にも怒られない。





悔しくても「おめでとう」を伝えてくれてありがとう。「爪痕残してこいよ!」って送り出してくれてありがとう。周りに支えられて、守ってくれる人がいて。嫌な言葉も沢山聞いたと思うけど、優しくしてくれた人だって、守ってくれた人だって、沢山いた。それは絶対に忘れない。








この1年、とっても苦しかった。それを隠してオタクをやるべきだってわかってたけど、できなかった。


3月、沢山泣いて、前向きに応援できないオタクがいつまでもズルズルしてしまうのはアイドルの未来にとって良くないと思ったし、今終わらせるのが1番綺麗に自分の中で終われると思って、たまアリまでと決めました。そしたら東京ドームが決まったから、東京ドームまでって(意思弱すぎ)決めた。東京ドームでデビューできてもできなくても、もし今後また別れがあったら、私は耐えられる気がしなくて、Jr.担は向いてないと心から思ったし。私にとって「西畑くんの夢」が夢だったのに、「西畑くんの夢」を応援できなかったから。そんなのファンじゃない。オタクは自由でいいんだって言い聞かせながらも、アイドルの背中を押せないオタクがいたって、彼らのためにならないと思った。何より苦しかった。あんなに楽しかったのにいつのまにか楽しいと思えなくなってた。

でも8月8日、あの「ダイヤモンド・スマイル」を観たら、めちゃくちゃ悔しくなってしまった。悔しくて黒い気持ちもムクムク湧いたけど、私があの中で1番キラキラして見えたのはなにわ男子だった。そんなんさ、やめられねぇよなぁ〜あぁ、私、まだこの子達の未来見なきゃってあの時、今さらって感じだけど、やっとなにわ男子に覚悟を決められたんだ。あの「ダイヤモンド・スマイル」を観るまで、西畑大吾のファンだったけど、なにわ男子のファンにはなりきれていなかった。あの日初めて、なにわ男子のために泣いた。なにわ男子のファンになった。あの強い「ダイヤモンド・スマイル」を観て。この子達の1秒先はもっともっと輝くに決まってるわって思った。今全力で応援しないと絶対後悔するって思った。


あんなに文句言われたら普通嫌味の1つでも言いたくなるだろうに、絶対言わなかったこの1年。人に優しくできる強いグループだと思った。西畑くんの「全部わかってるよ」感が余計につらかったこともある。でもオタクが下を向いても後ろを振り返っても、西畑くんが振り返ることはなかった。2015年の夏は振り返っていたけど、康ちゃんの隣にいたこと、4人で活動してきたことは、たぶんユニット結成以来、一度もしていないんじゃないかと思う。してたらごめん、私の知識不足や。

強くなったよね。たぶん、すごくすごく強くなった。



今までだったら康二くんが隣にいてくれて、2人でやってたことも、1人でやらなきゃいけなくなった。るたこじで面白いことしてるのを見て大笑いしてるだけでよかったけど、2人がいなくなって、西畑くん自身がネタ帳まで作るほど笑いに貪欲にならなきゃいけなくなった。てかネタ帳ってやばない??はっすんに「大ちゃんは一発ギャグいっぱい持ってる!」って暴露されたからってネタ帳作るのヤバない??真面目の方向性やばい。「グーチョキパー→ほたて」とかってメモってるのかな?床暖房のやつとかめちゃくちゃつまらんけど、ホタテは初見の時ちょっと笑っちゃったの悔しいから、その調子でどんどんすべり芸のネタ貯めてってね。

「面倒見のいい先輩」も「まとめ役」も「ボス」も「リーダー」も西畑くんが背負わなきゃいけなくなった。というより、背負おうとしてる。

康二くんのSnow Man加入が決まった時、西畑くんは「康ちゃんが羨ましかった」と言った。今の西畑くんは、きっとちょっと無理してる。「人付き合いがうまくない」と自負していた西畑くんが、頑張った1年だったと思う。けんてぃーや恭平は大橋くんや丈くんと仲良くしてたけど、康二くんがいなくて寂しかったであろうみっちーに1番絡んでいったのは西畑くんだった。一時期、みっちーがちょっとウザそうにしてるように見えたけど(笑)、今では一緒にふざけられるようになった。目標を聞かれていつも「なにわ男子の単独公演と、関西Jr.の全国ツアー」って言ってたね。そうやって、ユニットができようが、関西Jr.の真ん中に立ち続けた。人に頼るのがへたくそだな、ほんと。さすが「人付き合いがうまくない」だけあるわ。


西畑くん。君の大好きなおおにっちゃんは君と一緒に君の隣で関西Jr.を守って引っ張ってきた。まだ18歳だけど、大人になる必要なんてない年齢だけど、もうおおにっちゃんだって、ジーコの背中を押せる。大きくなった。君の隣で。だからもうちょっと周りに頼っていい。


ファンは何もできない。何もできないけど、アイドルが大好きだ。何もできないなりに、何かしたいと思ってるよ。





日誌を読み返すと、龍太くんと康二くん、なにわ男子ができましたって一人一人の名前書いてくれててさ。康二くんのデビューが決まって、「背中を押したい」って思ったりゅっちぇも、「おめでとう」を伝えた西畑くんも龍太くんも。名前はなかったけど、間違いなく同志で仲間だなぁって思います。たぶんね、「悔しい」もあるけど「嬉しい」もあったと思う。「悔しい」って思えるのは、同じラインにいると思っていたからこそだと。


ちょっとは1年前より前を向けたかな。一緒にいたかったと、メソメソすることもあります。きっとこれからもあります。コンサートに行っても舞台に行っても4人同時に観れることはない。それが無性に寂しくなることもある。

それでも根本にあるのは「関西Jr.が好き」ということ。いつかそれぞれが関西Jr.を卒業しても、好きになった時の関西Jr.にいた子たちみんな。きっとずっと大好き。



戻らない時間が沢山ある。戻りたい時間もある。でも、もう戻れないから。別々の道に進むけど、いつかまたどこかで一緒になれるかもしれない。「懐かしい」って笑える日が来るなんて思わないけど、「懐かしい」って泣ける日はくるかもしれない。




なにわ男子を好きになれなかった1年前の自分へ。

そのままで大丈夫だよ。自然と好きになれたから。無理しなくていい。泣いてていい。寂しくていい。大丈夫。オタクは自由でいい。笑えなくていい。大丈夫。



明日、アイドルがアイドルでいてくれるかなんて、わからない時代になりました。デビューしていても。けれど夢は「デビュー」だ。彼らにとってそこがスタートらしい。そんなこと言われたら目指すしかないじゃん??7人で、夢を掴むところを見たいんだ。で、思いっきり泣いて喜んで。関西Jr.から離れることをちょっとだけ寂しがって。そうやって進んでいこうな。



沢山の「ごめんね」と「ありがとう」と「1年間、お疲れ様。」過去は変えられない。前を向けなかった自分をなかったことにしたいとは思わない。言い訳だけど、応援できないのもまた愛だった。あの時の精一杯の愛だった。歪んでたかもしれない。間違ってたかもしれない。それでも、大好きだった。そこに後悔はない。嘘をつくほうが嫌だったから。大好きになった時間を消したくなかった。それは今もだけど。

なにわ男子は見えない沢山のものと闘ってきた。傷だらけでボロボロにもなったと思う。そんな時に守り切ってあげられなかったことは、後悔してる。けどここで終われないから。頑張りまくってくれてありがとう。前を向くことをやめないでいてくれてありがとう。しんどいことも沢山あっただろうに、笑ってくれていてありがとう。2年目は私もなにわ男子のために一緒に頑張りまくりたい。








なにわ男子へ

1年間ありがとう。

これからもよろしく。